声の良い人はホールもマイクもないのになぜ声が豊かに響いているの? 簡単な共鳴の見つけ方とトレーニング方法
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「この人声が良いなあ」とか「この人が話すと説得力あるなあ」と思う人って、声がよく響いています。
ここはホールでもないし、マイクもないのに、なぜ声が豊かに響いているのでしょうか?
それは、「共鳴」を使っているからです。
共鳴の正体は、鼻周辺で作り出される響きです。
それはあたかも、そこにマイクや音の増幅器をつけているようなものです。
この共鳴を見つけることができれば、声は響くようになります。
共鳴と同時に、横隔膜のトレーニングを行い、横隔膜をしっかり使えるようになり、空気の流れを作り出せるようになれば、声は素晴らしい変化を遂げることでしょう。
横隔膜のトレーニングは、このブログで書き続けていますので、下記を参考にしていただければと思います。
リンク→どんなに他のボイストレーニングが成功していても横隔膜が使えていないと良い声は出ない 横隔膜の簡単なトレーニング
共鳴は、自分でしか分からない部分があり、自分で練習する必要があります。
そこで、誰でも出来て、簡単な共鳴を見つける方法をお伝えいたしましょう。
それは、口を閉じた笑いです。
時代劇で悪代官なんかが「んっんっんっ・・」と忍び笑いするお約束の場面がありますね?
その笑いです。
大事なポイントが3つあります。
1、口を閉じて口の中を開けて笑う
(唇を閉じながらアゴを下げるということです。口の中に空間ができます)
2、横隔膜が使えていること
(「んっんっ・・」と笑うとき肋骨下あたりに手を当てると、お腹の中で笑いと同じリズムで横隔膜がぴくぴくと動いていればOK)
3、鼻周辺でビリビリとした振動があること
(共鳴のもとになります。鼻がムズムズしたり耳の中がピーンとなったりします。)
この3点に気をつけて練習してみてください。
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