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ライフワークとしての学びを考えます。

チョモランマ盛の蕎麦凄い トータルで600メートル

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2013年8月2日(金)埼玉県久喜市、久喜青年会議所様主催、永井孝尚氏の「改めて、顧客中心主義について考えよう」講演会とワークシップに行ってまいりました。
 
講演の前に、会議所のメンバーさん二人による二つの短いプレゼンテーションがありました。
 
そこで紹介されていたのが、久喜市にある「奥会津」という蕎麦屋さんの「チョモランマ盛」のお蕎麦と、「トラサン」というリフォーム店でした。
 
二つとも、他にはない差別化戦略により、売り上げアップをはかっています。
 
トップバッターの「奥会津」は、高さが26センチくらいはあると思われるお蕎麦「チョモランマ盛」と、そこについてくる座布団のようなかき揚げです。
 
このチョモランマ盛は、一杯2キロはあるという重量で、そばの長さをトータルで測ると600メートルもあるのだそうです。つなげれば、この会場から久喜駅まで到達してしまうほどの長さ。
 
また「トラサン」は、お客様のいうことを聞き、もっとよくなるためのアイデアを出して期待値以上のサービスを提供するというリフォーム会社。
「お客様は、家族か恋人のようなもの」とし、家族や恋人にどうしたら喜んでもらえるか?と考える。そこから生まれるサービスなのだそうです。
先代社長が急逝し、今の社長さんがその志を見事に引き継いでいます。
 
感心したのは、講演者の声の良さです。

 
気合を入れて腹の底から声を出して話す様子は、すべてがはっきりと聞こえ、信念が直球勝負で伝わってきました。
息に感情を込めているので、心が声から伝わってくるのです。
 
どんなに良い内容を話していても、声が良くなくて損をしているケースをたくさん見てきました。今回は声が良いと見事なプレゼンになるという見本だったと思います。
 
終わってから、理事長さんに、プレゼンが良かったとお伝えしますと
「なれていない人でも、どんどん人前で話しをするようにさせています。失敗できる場が必要なんです。本当の仕事では失敗できませんから。ここでは失敗してもいいから、大きな声で思い切りやってみるように言っています」
とおっしゃっておられました。でも「失敗してもいいから思い切り」とやると、意外に失敗しないものです。
 
そして、「一番最初の第一声でしっかり声を出すこと」が大事なんだそうです。
 
これは、私も以前、記事に書きましたが、すごく大事なことです。第一声で落としてしまうとなかなか取り戻しがききません。
 
青年会議所は、40歳になると引退という決まりがあり、30代経営者の方々中心で行っています。 
これからの久喜市の将来を担う方々との語らいの場も、大変な気合の入りようで、勉強になりました。
 
久喜市の皆さん、有り難うございました。

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