完璧主義とは
完璧主義は常にパーフェクトを追求してしまいがち。
そして、出来ないと自分を責めてしまうのです。
あまりにすべてを完璧にしようとしても、人生の時間には限りがあります。
また集中力にも限界があります。
あれもこれも全部全力投球していると、肝心のところで大きくミスをしてしまう場合もあります。
どこかで優先順位をつける必要があると思いました。
あまりに疲れたら、もったいないけれど移動にタクシーを利用して楽をするとか、食事も全て手作りでなくてもいいとか、余裕があれば寝坊してもいいとか、どこかで見切りをつけることで、本業にエネルギーを集中することができます。今は体力が足りないのだから、どこかで補うことを考えるのです。
以前だと、「なんであの程度のことでタクシーなんて使ってしまったんだ。」と考えたりしていました。最近は、その後良い仕事をするため、と思うようにしていますし、実際集中できます。
7月13日日本経済新聞で囲碁棋士の吉原由香里さんが、「私のひきだし」というコラムで、「完璧求めず、割り切り必要」と書かれていました。
・・・・・(以下引用)・・・・・
私も囲碁の解説の仕事が分かりにくかったかなと気になり、引きずることもあります。けれど引きずるのは、引きずれるとき。余裕がある証拠です。私は無理に断ち切ろうとはしません。もともと完璧主義で、失敗すると自分を責めがちなタイプです。育児は本当に大変なので失敗しても自分を責めないようにしていますが、油断すると完璧主義に戻ってしまいます。それでは身も心も持ちません。
・・・・・(以上引用)・・・・・
最近は、朝起きたときに、今日は何をするか優先順位をつけてメモ書きをするようにしています。これは結構難しく、最初はあれもこれもと無理なスケジュールを立てていました。大抵その日のうちに終わりません。そうすると、またムクムクと完璧主義の気持ちが戻ってきてしまい、追い込んでしまう。要は、自分の力が自分で見えていないということなのです。
しかし、続けるうちに「どれが重要か」「何が出来るか」判断できるようになってきました。
いかに自分が見えているか、そして、割り切りというよりかは、どこに完璧を目指すか判断出来ることだと、やっと思えるようになってきました。
私が実践しているその第1歩はスケジュールのメモ書き。
一日の始まりに一日の戦略を立てることだと思います。