声が高くてもパワフルで説得力のある低い声を出せるトレーニング「プレッシャーブレス横隔膜トレーニング・低音」
福山雅治さん、阿部寛さん、玉木宏さん。
良い声だと思います。
この3人に共通するのは低い声。
落ち着きがあり、好感度が高いですね。
しかし、彼らの声は、生まれ持ったものだけで勝負しているのではなく、トレーニングによって獲得した声です。
高い声しか出ない人にとって、素敵な低い声が出る人はうらやましくても、自分は絶対無理と諦めている傾向にあります。私も、本来の声は、声が高くて芯がなく細いので、低い声は出ないと思っていました。
もともと低い声を持つ人にとっても、ある共通の悩みがあります。それは「聞き取りにくい」いうことです。それはトレーニングによって磨きをかけなくては使える声になりません。。
だからこそ、低い声の人も、高い声の人も、低い声のトレーニングが必要なのです。
それでは、落ち着きがあって、信頼性や説得力を持つ、福山さんたちのような「良い低い声」はどのようにトレーニングしたらよいのか。
私も最初は無理だと思っていたのですが、あるトレーニングしているうちに、突然、響く低い声が出るようになったのです。
それは横隔膜のトレーニングでした。
良い低い声を出すためには、横隔膜が使えている必要があります。ほとんどの方は横隔膜がしっかりと使えていません。横隔膜をトレーニングしながら、低い声を開発するトレーニングを同時に行えば、だれでも良い低い声が出るようになります。
それでは、低くて響く声を出すためのトレーニングを紹介いたします。
★★プレッシャーブレス横隔膜トレーニング・低音★★
1、腹に手を当てる
2、口から息をすう
3、口をぱんぱんにふくらませながら唇の隙間から息をはく。手にお腹の張り返しを感じる。
ポイント:頬だけでなく、特に鼻の下をしっかりふくらませて。唇の間で摩擦音がするくらいの息を感じること。口の前でティッシューをかざすと地面と平行にはためくくらいの息の量です。
4、その状態のまま、出しやすい高さで軽く「う~」と声を出す。
ポイント:声を出すことで息を減らさない。声は頑張り過ぎないで。息70%声30%くらい。
5、そのまま「う~~ぅ~~~~」と高い声から低い声にゆっくりスライドさせて、低い声になったらのばす。
ポイント:常にお腹の張り返しを感じながら口はふくらんだまま。スライドの方法は、おもちゃの「スライドホイッスル」のようなイメージ。スライドホイッスルの動画→リンク
このトレーニングを行っているうちに、横隔膜をしっかり使いながら低い声を出せるようになります。そして、さらに低い声が出るようになっていきます。
1セット5回。これを一日一回。30秒もあればできます。おまけに声自体もしっかりしてきます。絶対おすすめ。