オルタナティブ・ブログ > 永井千佳の音楽ブログ >

ライフワークとしての音楽を考えていきます

腹式呼吸を行うと暑くなるのはなぜ? 知的で説得力のある響きを手に入れるビジネスボイストレーニング『健康編』

»

ボイストレーニングや、歌の指導を行っていると皆さん共通しておっしゃる ことがあります。
それは「あ~、暑い!」です。

私は、ビジネススキルとしてのチームビルディングに合唱を用いるプログラムを 行っているのですが、どんな真冬でも大抵皆さん暑がります。
 
なぜでしょうか。
 
それは、腹式呼吸を行っているからです。
 
普段の生活では、ほとんどの方は胸式呼吸をしていると言われています。
男性は腹式呼吸であるという説もありますが、最近7割男性の40人ほどのセミ ナーで、「はい、深呼吸をしてください」という指示に、ほぼ全員の方 の肩が 上下していました。
 
これは、「胸式呼吸をしています」、という証拠です。
 
ほとんどの方は、胸式呼吸になっているのです。
胸式呼吸ですと、肺の上で息をを吸うため、胸、肩、のどに余分な力が入ってし まい、良い声が出にくくなってしまいます。
 
腹式呼吸が胸式呼吸と違う点は、横隔膜の動きを伴うところです。
 
横隔膜の動きによって、呼吸を行うと、息を吐くときは、下腹を持ち上げて横隔 膜が上向きになり、息を吸うときは横隔膜の緊張を緩めます。そうする ことに よって内臓が動き上下するのです。
 
横隔膜を動かすためにはいつも使っていない筋肉、インナーマッスルを使わなくてはなりません。
インナーマッスルを使うことで、内臓の動きが活発になり、血行も促進され、だ んだん身体が暑くなってくるのです。

そのため、ボイストレーニングを行うときは、飲料水を必ず持参していただきます。よい運動をしているのと同じ効果があるからです。

また、後から感想文をいただくと「その日の夜よく眠れた」というご意見をいただくことがあります。
運動効果だけでなく、呼吸中枢を刺激することにより、睡眠を促す効果もあるの ですね。

ボイストレーニングの基本は、腹式呼吸だと考えています。

ただ単に声が良くなるだけではなく、同時に血行促進、内臓の動きを活発にしたり、不眠の解消にもつながるのですね。

それでは、横隔膜を使った腹式呼吸のトレーニング方法をご案内いたします。

◆横隔膜を使った腹式呼吸のトレーニング

1,基本のポジション:顎を十分に下げて舌をのばし、舌先を下の歯につける

2,口から息をいっぱいに吸う

ポイント:このとき肩をあげない

3,一杯まで吸ったら口を開けたまま息を20秒止める。

ポイント:一番下のあばら骨の下あたりにある横隔膜で我慢する感じ

4,一気に息を吐く

ポイント:あばら骨の下あたりにある横隔膜を緩めて一気に息を吐く。このとき喉で「あ”」という雑音がしたら喉でとめていて正しくありません。息を横隔膜で止める感覚を身につけましょう。

1~4を、3セット繰り返して下さい。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する