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ライフワークとしての学びを考えます。

想いが足りないから伝わらない

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言葉にならない想い。
そんな想いを伝えるにはどうすればよいか。
 
2012年5月5日合唱団コール・リバティストにマエストロをお招きしての稽古を行いました。
 
林光さん編曲の「日本抒情歌集」より「中国地方の子守歌」。
 
題名にもあるように、日本的な叙情を歌う。日本人ならではの熱い想いを伝えたいのです。
 
マエストロは
「ここ(ハート)が熱くなって歌って」
「想いが足りない」
と言います。
 
技術的には「ここで弱くなると哀しさが出ます」「ここでだんだん強くすると興奮します」「ここは音程を高めにとると心が明るくなって聴こえます」などの表現方法は、もうたくさん教わってきました。
 
そんな技術やハウツーも、「心が熱く」なっていなければ、実際そう聴こえないのです。 
これは不思議な事実です。
 
歌には歌詞というものがある。
だから楽器に比べるとその想いや情景は伝わりやすいことは確かです。
しかし、歌詞に頼ってはいけないと思います。
音の明るさや暗さ、深みやしなり、息づかい、音色。そんなものだけで、歌詞がなくても心の想いが伝わるかどうか。
 
私は、自分自身のレッスンにおいて先生におっしゃっていただいたことで、まず一番最初に思い出す言葉は
 
「心をこめろ」。
 
心をこめてこめてこめぬいたところで、初めて人に伝わります。
 
合唱だからといっても、皆さんそれぞれの想いで良いのだと私は思っています。
 
親に言われたこと、勤務先であったこと、家族のこと、挫折したこと、幸せだったこと・・・・。
 
それぞれの違った想いが一つになって、音楽に深みを与えるのです。
ぜひ、その想いを隠さずに伝えてください
 
この日は、他に「早春賦」ブストのアカペラ作品、「都会」より「ふりむくな」「子守唄」を練習しました。
 
5月13日の定期演奏会打ち上げの会場予約もSさん、Yさん、有り難うございます。
交渉力抜群で、素晴らしいお仕事をしていただけました。

暗譜も大変ですが、5月13日。頑張って良い日にしましょう。

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