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ライフワークとしての音楽を考えていきます

「組織の生命力が高まるとリーダーは何もしなくても動く」 株式会社アイアンドディーにて合唱チームビルディング

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組織は、自然の生態系のように自ら活発に働き始めると素晴らしくなる。
 
例えば、合唱。
 
指揮者に指示されてのみ歌うのではなく、一人一人が音楽を感じて自ら歌う。そして、周囲もそれに影響され、刺激をうけ、さらに全体が素晴らしくなっていく。そうすれば、1+1=2ではなく、1+1=3にも4にもなっていくのです。
 
一人一人が尊い命を生きている人間であり、組織そのものを一つの生命体と考える。その生命力が高まると、リーダーは何もしていないが人は生き生きと動き、成功する。と考えます。
 
2012年3月16日、株式会社アイアンドディーにて、33名の合唱チームビルディングを行いました。
 
社長の福重広文さんがすでにブログに書かれていますが、素晴らしいハーモニーとなりました。
福重さんは12年前に、14年前に、BtoBマーケティングカンパニー、アイアンドディーを立ち上げられ、ここ数年大躍進されています。最近は、匠の世界「電話道」も始められ、これからさらに期待される企業なのです。
 
この日は、金曜日の夕方5時から、社員全員大熱唱の2時間。
福重さんのたゆまぬ精進と、社員の皆さんの若々しいエネルギーの結集のような響きとなりました。
 
最初はおそるおそるだった社員の皆さんが、腹式呼吸の方法や、声を出す基礎を少しお伝えすると、みるみる開眼していかれました。
音楽を感じ、音楽の力によって、感得なさっていく様子が手に取るように感じられ、私自身も皮膚が粟立つような感覚にとらわれました。みなさん、これほどの潜在能力が眠っておられるのです。
 
ソプラノは繊細な声。普段歌っていないと温まるまで時間がかかるものです。本当の声が出てくるまで1時間半。よく辛抱してくださいました。それからは初めてにも関わらず、高音もこなせるようになってきました。もう一度やったらさらに素晴らしくなると思います。アカペラはプロでも音が下がることがあるのに、本番では最後まで音が下がっていなかったのは立派。
 
アルトは、柔らかい包み込むような声の方が多く、ハーモニーの要となってくださいました。仕事でもきっと頼りがいのある方々だと想像します。しかし、音がとりにくいアルトなのに、音をきっちりとれていたのは感心しました。
 
テノールは、綺麗な声をしていました。大抵テノールは元気がよすぎて抑えるのが大変なことが多いのですが、協調性があり、ハーモニーに溶けてくれました。高い音で譜面が難しかったのですが、音感がよく、すぐに歌えるようになられたのには驚きました。
 
バスは重量感抜群でした。皆さん立派な体格でなんと平均身長が180cm。いくらでも低い声が出るという感じで頼もしい。エネルギッシュな方が多く、のって来ればやる気も満々。本来バスは地味な役割なのですが、今回の合唱で音楽をぐいぐい引っ張ってくれたのはバスパートでした。
 
皆さん積極的に歌われて、最後は、私はほとんど何もしなくとも音楽は動きました。
2時間でこれだけのハーモニーがつくれたのは素晴らしいことです。
 
素直な心になって、裃を脱ぎ捨てて、一つのものをつくりあげる素晴らしさ、気持ちよさ。集団芸術の創造性が花開いた瞬間を、きっと感じていただけたと思います。
 
よいハーモニーを有り難うございました。
 
アイアンドディーのさらなる活躍を楽しみにしています。

☆「12年前に」→「14年前に」 修正いたしました。(2012/03/19 14:20)

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