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「あすという日が」 幸せを信じて 震災後の東北に響く歌声

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「あすという日が」という合唱曲を歌っています。
作曲は八木澤教司さん、作詞は山本瓔子さんの手により作られて、よく卒業式にも歌われている作品です。
 
2011年3月19日に福島市音楽堂で開催予定だったアンサンブルコンテスト全国大会は、震災のため中止となってしまいました。
 
全国からトップレベルの強豪が集まるこのコンクールにおいて、仙台市八軒中学校は優勝候補の一校でした
 
学校は避難所となり、歌の稽古どころではありません。
 
最後の追い込みをしていたであろうこの時期。
さぞかし無念の思いだったとでしょう。
 
父兄から、せめて学内での発表会をしてはどうかという声があがりました。
そして、それは避難所の方々へ贈る演奏会となったのです。
 
そのとき歌われたのが、この「あすという日が」でした。
 
生徒たちの純粋な歌声に皆が感動し、各地の避難所で演奏してまわることなります。
さらに、この話題はNHKニュースでも取り上げられ、八軒中学校はNHKの音楽特番「歌でつなごう~いまあなたに届けたい~」に出演しました。

 
「あすという日がくる限り 幸せを信じて」という歌詞が心に迫ります。

震災で自粛ムードとなっていた中、人々に音楽が勇気と感動を与えたのですね。
 
それでは、八軒中学校の「あすという日が」を聴いていただきます。

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