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「腹から声を出す」 ボイストレーニングの気になる表現

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政治家の片山さつきさんが、シンガーソングライターの広瀬香美さんよりボイストレーニングを受けているそうです。
 
参照記事→リンク
 
政治家は演説も多く、どうしてもノドを酷使してしまいます。
正しい発声をすると同時に、トレーニングすることで、トラブルも少なくなることは確かで、片山さんの今後の声に期待ですね。
 
ボイストレーニングは、インナーマッスルのように身体の外から見えない部分を使うことが多く、例えば、「横隔膜を使って」と言われても、初めての人はどう使っていいのかも分からないどころか、その膜がどこにあるかさえ分かりません。
私は分かりやすいように実際お腹を「押し押し」してしまいます。なかなか口で説明しても分からないのですよね。
 
「腹式呼吸をして、腹から声を出して」、「柔口蓋を上げて」、などもそうですね。
 
「腹から」と言われても初心者には理解しにくいかもしれませんね。「声って腹じゃなくて声帯から出すんでしょう?」と思ってしまいます。
 
だから、ボイストレーニングのときは、わかり難い身体の動きをイメージで伝えることがどうしても増えてしまうようですね。
 
「頭の後ろに引っ張られるように」
「目をカッと見開いて」
「おへそ下から声を出すように」
「首の後ろを開くように」
あと、頭やお腹の周りで手をかざしながら「こうです!こう、こう!」
などなど・・・。
広瀬さんが片山さんにおっしゃっているように、「お尻の穴から声を出すように」という表現もよく言われることです。
 
「どうしてそうなのか」というその根拠が説明できれば大丈夫です。
質問しても「なんとなく」「イメージで」でといわれることが多いのですよね。
私もたくさんの方からいろんなことを教えていただいたのは良かったのですが、何度も頭をひねってしまうことがたびたびありました。
 
もちろん、何も考えず素直に言われるままにやる方が上手くいくこともあります。
これらの表現も、見えないところを教えなくてはならない苦肉の策だと思います。
ただ、「どうしてそうなるのか」ということがわかってやっていたほうが自分で練習しやすいし、教えてもらった後もレベルアップしやすいのではないでしょうか。教える立場としては、できるだけ具体的に説明するように心がけるようにしたいと思っています。

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