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「歌うと声が響かない」「モゴモゴしてしまう」 笑い歌いで声が明るく響くようになる簡単なトレーニング

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「豊かな響き」「遠くまで通る明るい声」「ズシンと響く低音」で歌えたらカッコイイなあと思います。
実は、自分では朗々と歌っているつもりでも、他人が聞くと残念ながら殆どの場合、胸に落ちていてこもった響きに聴こえてしまっています。広いところだと、ボソボソモゴモゴ・・・後ろの方までまるで聴こえません。
これ、実はしゃべるときも同じなんですよ。
 
では、どうすればいいのか?どう意識すればいいのか?
 
私は、中間音(ピアノの鍵盤で言うと、真ん中の「ソ」周辺)から下はすごく難しいと思っています。下手をすると唸ったり、ガナってしまう。これでは他人が聴ける歌にはなりません。
しかし何とか上の響きで歌いたい。
 
「響きのポジションは絶対上で!」
 
この上の響きを「レゾナンス」(共鳴)と言います。
私は、上手な人とそうでない人の決定的な違いは、このレゾナンスだと思っています。レゾナンスを得るために、簡単な練習方法がいくつかあります。
 
今日は、その一つをご紹介します。

1、歯と歯を合わせて、歯を見せながら口角を上げおもいきり笑う。
 
2、その状態を維持しながら歌う。コツは合わせた歯を離さないこと。([m][f][v][b]などのときは唇だけは合わさりますので対応してください)
 
*1と2はトレーニングですので、通常歌うときは普通に歌ってください。

ちょっと腹話術みたいですが、口を閉じていても、意外としゃべったり歌ったりできるものですよ。
でも、やっぱり歌っているときは辛いです。
前を閉じているためどうしても「口の中」を思い切り開けないと歌えません。これも良いトレーニングになります。
 
このトレーニングを何度か行うと、少し響きが上に上がってきているのを意識できるようになってくると思います。
鼻のあたりで響いているような感じ、これが「レゾナンス」です。
低い声でも口より上で響いていることが、魅力的な低音なのです。
 
しゃべるときも有効ですので、通る声にしたい方はお勧めです。
 
 

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