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ライフワークとしての学びを考えます。

今日からできる ブルースをかっこよく聴かせるための3つの作法

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ブルース。
 
あのスウィングする独特の魅力にとりつかれる方も多いのではないかと思います。
 
私が初めてブルースを演奏したのはガーシュウィンの曲でした。
最初はなかなかサマになりませんでした。
 
クラッシック演奏者の場合、本能的に「譜面を正確に忠実に再現する」ことを行います。技術は訓練されているのですが、演奏したとき「生真面目」に聴こえてしまうのです
 
義務教育で習うクラッシックの基本的な拍子の数え方、これも違いました。

ブルースは、日常のちょっとした幸せや憂鬱なこと(blues)を歌詞にのせて歌います。
特に器楽曲の場合は歌詞がないので、ここのところを理解しておくことも大事です。
 
もちろん基本的な練習は必要ですが、3つの作法を行うと、ブルースがそれらしく聴こえます。

1、譜面どおりではない
 
はねるようなリズムパターンが繰り返し出てくるが、作曲家が書いている付点音符で譜面どおりに演奏しない。リズムの扱いが人によって微妙に違う。
(私は3連音符に近い形で感じながら演奏しました。「タアタ、タアタ・・・」とゆるい雰囲気で)
 
2、2拍目と4拍目を強調
 
4拍子なら2拍目と4拍目を強調する。
(通常、1拍目と3拍目を強調することが多く、後の拍を強調することになれていないので意識する必要があります)
 
3、ネバネバ
 
旋律線などは納豆の糸がひいて体中にまとわりつくようにネバ~ネバ~と演奏する。ブルースの気分をイメージするとよい。
(しかし基本のビートは正確に)

以上3つの点を今からでも気をつけてみてください。
 
これで、雰囲気がガラリと変わります。
 
今日からでもお試しあれ。

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