歌やプレゼンで迫力のあるカッコいい声を出したい! 声帯をあわせるトレーニングで説得力のある声に・・・ 「エッジ」その3
「カッコよく歌いたいのに、声から息が漏れて情けない声になってしまうんです」「高い声に透明感がないし・・・」という悩みを良く聞きます。
声をどうやって前に出したらいいか、どうしたら張りがあって輝かしい声で歌えるか。
そのためには声帯をきちんと合わせなくてはならないんですね。
そして、音量は肺から送られてくる息の速さや量。そして声帯をあわせる張力なんです。
決して「ガナる」ことじゃないんですよ。
そのためには、以前も書いた「エッジ」のトレーニングが有効です。
「H~A~」のトレーニングを覚えてますか?
これだけでも、声帯をあわせることはできますが、エッジを使うことでさらに良い効果があります。
古い木の扉が開く音「ギギギ~・・・」っていうのをイメージしてください。
その音で口の形を「ア」の母音に開けながら「あ"あ"あ"あ"あ"・・・・・・」とやります。
初めての人には大抵「ヘンな声~。やだあ~」と言われてしまいますが、ぜひやってみてください。続けていると必ず変わってきますからね。
そろそろエッジにはだいぶ慣れていただけたかな?と思いますので、音をつけていきましょうか。
真ん中の「レ」の音でやってみましょう。
「H~A~(ここでレの音程がつきます)→(自然にエッジに)あ"あ"あ"あ"・・・・(物理的に音程ははずれますが、あくまで「レ」の音程からはずれないように)→A~(自然に「レ」の音程に戻します)」
以上を一連の動作で。
『H~A~エッジ・・・A~』
この方法でレの音を行ったら次はドの♯、というように半音ずつ下降し、「ソ」まで。そこから再度上がって「ファ」くらいまでできるといいですね。
もちろん、音程をつけないでも効果がありますよ。
ぜひ、声帯をあわせることを身につけてカッコいい声を出してみましょう!
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