「あなたのストーリーが知りたい」名刺の革命 #asacafestudy
昨日の早朝6時30分より、第14回朝カフェ次世代研究会、高木芳紀さんの『名刺に何を載せればいいのかわからないとお嘆きの貴兄に』を聞いて参りました。
この日の講話で、私の名刺作成がケーススタディとして紹介されました。
私が高木さんに名刺作成の依頼をしたのはかれこれ夏ごろになります。
それまで私の持っていた名刺は、名前と連絡先と肩書きなどが書かれた、シンプルでよくあるタイプの名刺でした。
しかし名刺を差し上げても、大抵は「ピアノやってるの?クラッシックのことはよく分からないから…」となってしまい、その後の会話が続きません。
高木さんから、まず最初にこんなお話がありました。
「永井さんの音楽や仕事に対する思いを400文字くらいにまとめて教えてください。クラッシック以外の好きなアーティストとかも。僕もそうですが、"ピアノやってる"というだけで普通の人はひいてしまうんです。なるべく親近感をもってもらうようにします。写真は入れますよ。」
そして、次の質問は
1、なぜこの仕事をしているのか?
2、この仕事をしていて良かったこと。
でした。
高木さんは、徹底的にその人のストーリー性にこだわっているのです。
そして11月17日ついに高木さんから「永井さんの音楽に対する思いを語る名刺にしたいと思います。」と名刺の原稿が上がってきました。
なんと、裏表で、見開きの名刺。
そして、名前の上には大きく「わたし、日本の音楽のために一肌脱ぎます!」とあります。
ちょっと荷が重いかなと思いましたが、これは高木さんの思いを込めた渾身のコピー。
「永井さんの活動に、共鳴してもらう方を増やしたいわけですから、まずは注目してもらうために、こういうコピーにしたのです。」
とおっしゃいます。
不思議なもので「こうなったらやるしかないな」と名刺に背中を押される気持ちになるものです。
そして最後は一番大事なところ、見開き裏面に書くメッセージです。
ここは高木さんと何度もメールでのやり取りがあり、出来上がったのは朝カフェの前の日でした。
皆さんにクラッシック音楽の素晴らしさを感じてほしくて、それを伝えるのが私の役目だと思っています。
その思いがつまったメッセージが出来たような気がしています。
芸術家肌の高木さんに頼むからには、ありきたりの名刺でないことは最初から覚悟していましたが、ここまでエッジの効いた名刺になるとは・・・・。
今まで見たこともない名刺。名刺の革命だと思います。
これから、この名刺に似合ったような人物になりたいですね。
高木さん、ありがとうございました。