AI関連ダイジェスト:Google Bard(PaLM 2)がやってきた!
Googleの生成系AI(Generative AI)である Bard が PaLM 2ベースに移行して、日本語対応が大幅に強化されました。Googleが追随してきたか!と注目が集まっています。
Bard の強化された日本語性能を検証している記事に注目が集まっています。
今日の天気を摂氏で答えてくれたり、二重否定、三重否定なども理解するようです。計算問題とか、しりとりとか苦手なところもあり、GPT-4には追い付いていない感じですが、推論能力は上がっていることと、歴史問題など、ChatGPTやBingより優れているところもあるようです。
Bard は、チャットだけでなく、コード生成も優れていて、GoogleのPython開発環境であるGoogle Colabとも連携できるのは凄いです。以下のツイートに注目が集まりました。
発表通り日本からもBardが使えるようになってる!!
-- KAJI | 梶谷健人 (@kajikent) May 10, 2023
今回強化されたコード生成を早速試してみたんだけど、WikipediaのAI関連情報をスクレーピングするPythonコードを一瞬で作ってくれて、一発でGoogle ColabのNotebook生成できて実行できた!
(いつもの癖でGPUに切り替えてるのは無視して下さい笑) pic.twitter.com/eFJGa65EBm
さらに、文書生成させて、Googleドキュメントに出来てしまうのが便利だというツイートに注目が集まりました。
【朗報】
-- 森山大朗(たいろー) Work in Tech! (@tairo) May 11, 2023
Bard (Google版ChatGPT) のコレ地味に便利。
要するに
・あるテーマで比較資料を書いてと依頼する
・比較表入りで文書を長々と書いてくれる
・翻訳までその場でしてくれる
・ワンクリックでGoogleドキュメントに転送
・もはや人間が資料をいちから書く必要ない
次へ ↓ pic.twitter.com/jKjKAiUeIx
マイクロソフトもOffice 365で、AIとアプリ連携することを発表していますが、Googleがガンガン攻めてきた!という印象がありました。
*上記の記事は、生成系AI研究会(GAIS)のFacebookグループに投稿された内容を元にまとめさせていただきました。
■ 生成系AI研究会(GAIS)
https://www.facebook.com/groups/gais.jp