オルタナティブ・ブログ > むささびの視線 >

鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

大人はにこにこ笑ってお酒を飲むと

»

 放射線、放射能の話で、個人的にこれはいいと思った情報があったのでエントリーしておきます。鵜呑みにしろということではないけれど、読んでおいてそんはないかと。

 これらは今日、Twitterで見かけた情報で、読んでみてかなり納得したもの。山下氏は、長崎大学大学院医歯薬学科薬学総合研究科長で、世界保健機構緊急被ばく医療協力研究センター長、日本甲状腺学会理事長をされている方。高村氏は、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科に勤務され、2010年1月から2010年9月まで世界保健機構テクニカルオフィサーを勤めている。高村氏はチェルノブイリにも40、50回訪問しており、現地で被災者の診断、治療もされている。じつはここ最近、長崎や広島における原爆後の復興の経験からの資料はないかなと探していたところなので、まさに目的としていたものに巡り会えたという感じだった。

 双方ともかなり長いドキュメントなので、時間のあるときに是非とも全文読んで欲しい。ちなみに、私が講演録のほうで印象に残っている記述が以下(原文引用、講演は福島県で行われています)。

「大人は二十歳を過ぎると放射線の感受性は殆どありません。もう限りなくゼロです。大人は放射線に対して感受性が殆どないということをまず覚えてください。そのくせ、一番心配するのは大人。これは間違いです。特に男は大間違い。我が身を省みれば、自分はタバコを飲んだり、酒を飲んどるのに、放射線より遥かにリスクが高いのに。男はまず心配いらないです。守るべきは女性、女子供、妊婦、乳幼児です。もし、この状態が悪くなるとすれば、逃げるのは妊婦と子供でいいんです。男は戦わなくちゃ。復興に向けてここで福島県民として、会津の白虎隊でしう。それくらいの覚悟はあって然るべきです。」

 もう1つがここ。

「放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には来ません。クヨクヨしてる人に来ます。これは明確な動物実験でわかっています。酒飲みの方が幸か不幸か、放射線の影響少ないんですね。決して飲めということではありませんよ。笑いが皆様方の放射線恐怖症を取り除きます。」

 ということで、本日は飲みに行って多いに笑うことにします。あ、あと来週は、被災地支援の日本酒持ち込み宴会も企画していますので、こちらも多いに楽しみたいなと。

Comment(0)