雑誌によっては早く電子化して欲しいものがある
雑誌、最近はあまり買わなくなってしまった。というのも、なかなかまとまった時間をとって、雑誌を読むことができないからだ。
それでも、いくつかは購読している。現状では「SOTOKOTO (ソトコト)」「環境ビジネス」は定期購読の契約をしているし、その他にもバイク雑誌の「東本昌平 RIDE」やMac関連の雑誌、ビジネス雑誌、情報誌などは定期、不定期に書店で購入している。
このうち、ソトコトと環境ビジネスは是非とも電子化して欲しいなぁと思っている。というのも、これらの雑誌、持ち歩くにはちょっと重たいのでついつい、テーブル脇などに積んで置くことになる。そうすると、最初にパラパラと読んであとでじっくり読もうと思っても、いざ読もうした時には新しい雑誌がその上に積み上げられていて、なかなかじっくりと読むことにならないのだった。
さらに、これらの雑誌は一度読んでそれで満足する記事と、ストックしておいてあとから情報源として活用したい記事が混在している。いまのところ、残したい記事があればその号全体をとっておくことに。必要な記事をスクラップするために、じつはスキャナーのScanSnapも購入したのだけれど、どうも性格がマメじゃないからなのか、なかなかそれを活用するにはいたっていない。
電子化されていれば、いまは手に入れるのが待ち遠しいiPadに入れておいて、ちょっと時間が空いたときにすぐに読むことができそうだ。で、気に入った記事があればすぐにスクラップできればいい。ということで、電子化される際には、簡単にスクラップ化する機能は大前提。簡単なメモやタグをつけておいて、あとからすぐに取り出せるようになっていて欲しい。MacやPC関連の雑誌も、同様な使い方をしそうなので、電子化されていてもいいかなと思う。
あとは、純粋な雑誌ではないけれど、ケーブルテレビやWOWOWの番組案内小冊子も電子化して欲しいかも。もちろん、番組探すだけならそれぞれのWebサイトを参照すればいいのかもしれないけれど、Webの場合はかなり目的をもって情報を探す際にアクセスするイメージがある。TVについては毎月届いた冊子をなんとなく眺めていると、「お、この番組おもしろそうだ」となって視聴することになるわけで、そういう意味では情報提供の形は雑誌であって欲しいのだ。
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ところが、バイク雑誌のRIDEとなると、いままでどおりに紙の雑誌でいいかなぁと思っている。完全に趣味の世界であり、これは積んでおいてもいいのだ。持ち歩いて読むというよりは、時間ができたときに手にとってじっくりと眺め、ゆっくりと読むのだ。たしかに、iPad上で電子化されれば、バイクの写真などは360°どの方向からもインタラクティブに見られるとか、排気音が聴けるとかあるのかもしれない。けれど、それは想像力で補えればいいかなぁと思うのだ。
ということで、パラパラと眺めて情報を得たいものは、電子雑誌という形がいいのかなと思う。逆にじっくりと手にして読みたい趣味の世界は、紙の雑誌のままでいいのかなぁと思うのだった。