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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

オートバイに乗ってちっとは脳を刺激しないといかんな

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 ここ最近、バイクにエンジンかけるのは月に1回くらいだろうか。年末にはバッテリーが上がってしまい、結構めげてしばらく乗っていなかった状態。

 やっと充電し直したバッテリーを積んで、先日はバイクの任意保険の更新のために久々に行きつけのバイク屋に行ったけど、それが2ヶ月ぶりくらいか。この先は花粉症があるので、しばらく乗るのは辛いなぁという時期。またバッテリー上げちゃわないように、気をつけなければ。

 そんなことを考えていたら、ITmediaに面白い記事が。バイクに乗ることは脳に良い影響を与えるらしいとのこと。

 オートバイの運転をすると、脳の機能が向上するらしいのだ。たまに乗るよりもコンスタントに頻繁に乗るほうが良さそうだ。乗ればストレス解消というのは、まあバイクに乗ることってほとんど趣味みたいな面もあるので当然かもしれないが。

 昔、テレビで見たのだけれど、ベテランのライダーは運転中に周辺のモノ、コトを瞬時に確認しているので、とにかく短時間に次々といろいろなものを見ている。これに対して初心者のライダーは、比較的1点を見ている時間が長いというような実験結果を放送していたことがある(かなり昔の話なので記憶は定かではないけど)。実際、自分が頻繁にバイクに乗っているときには、無意識に見える範囲のものを、次々と確認しているなぁというのを、そのときも感じた。

 前を走る車のミラーに映っている運転手の様子をうかがっていたり、前の車のタイヤを見ていたり、かと思えば前の車の運転手の肩が上がるのを見て車線を変えるのを予測していたり(セダンの車だとハンドルを切る肩の動きが見えることがあった)。もちろん、近づいてくる車だったり道路に進入してくるさまざまなものを常にあちらことちらと確認している。ちょっと疲れそうだけど、これがほどよい緊張感だったりもするのだ。まあ、しばらく乗っていないと、当然これは疲労に直結するわけだけど。

 これだけ頻繁に短時間で物事を確認し、次に起こりそうなことをある種無意識に予測しているというのは、根拠は分からないけれど脳にはよい刺激になるのかなともたしかに思う。ようは、生身の身体をむき出しでバイクという乗り物に乗っているので、自然と防衛本能が働いているだけなのかもしれないけれど。

 最近、原稿を書いていてもかなりスランプ気味で言葉が頭になかなか浮かんでこないことも多いので、そういうときはちょっと気晴らしにTwitterするよりもバイクにエンジンかけて近所を一周してくるとか、休みの日にはやっぱりツーリングに行くとかがいいのかなぁと思ったりしたのだった。

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