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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

かなりの確率でバイク王が出てくる

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 mixiの自分のトップページ右肩のバナーですが、かなりの確率で「高価買取 バイク王」の広告が表示される。私の場合は、かなりその頻度が高い。

 自分がバイク関連のコミュニティに参加していたり、プロフィールにバイクに関する記述があるせいなのかなと漠然と考えていた。で、日記で「バイク王」多いよねって呼びかけてみたら、そんな趣味を持っていない人にも、これがけっこうな頻度で出現しているようだ。

 ちなみに、マイミクの女性陣のところには、ダイエットや化粧品関連のものが頻繁に出現しているとのこと。とすると、大きくは男性、女性の区分けで広告の内容が決まっているのだろうか。いま書いた日記の中身を瞬時に分析し、それに合わせてリアルタイムに広告を変更するというところまでは、まだおこなわれていないのだろうか。

 ところで、本日、グループワンソフトウェアの発表会に参加し、BIに関連する新製品「Sagent Data Flow V6.0」について説明を聞いた。振り返ってみると、今年は随分BI関連の話を聞く機会が多かった気がする。BIの各製品については、機能的な優位性で区別するのが難しくなってきているように感じている。どの製品をとりあげても、持っている機能に大きな差が見いだせなくなっている気がするのだ。今日の新製品のポイントは、

データ統合機能の信頼性の高さ、業界トップクラスの使いやすさ、そしてハイパフォーマンスであること(以上、リリース文より)

とのこと。具体的かつ客観的な数値比較は示されなかったので、なんともこれがどの程度のものなのかは結論付けにくいところではある。とはいえ、ハイパフォーマンスというのは、1つのBIのトレンドだと思う。それも検索が早いというよりも、むしろ事象に対しリアルタイムな分析環境を提供できるかといった面でのパフォーマンスだ。

 BIといえばかつては経営層や企画部門などが週次や月次のレポートを得て、そこから会社の過去の状態を分析し、次をどうするか考えるためのITツールだった。しかしながら、いまでは、できることならば会社じゅうで情報活用をおこないたい、さらに過去についてではなくリアルタイムに、あるいは未来を見越して情報活用したいというものに変化してきている。

 このニーズに応えるためには、機能、性能の高さはもちろん必要だ。しかし、仕組みができても活用できるかは別問題。企業として、得られる情報を活かすアイデアと行動力が必要となる。このあたりについては、ソフトウェアだけで解決できるものでもない。そのあたりも含めた提案ができるかが勝負の分かれ目か。リアルタイム性を追求すれば、当然コストやリソースが必要になる。リアルタイム性を実現することが、その後のアクションの結果から得られる対価に見合うかどうかの判断も必要となる。

 さてmixiだが、現状どこまで細かくユーザーの情報を把握し、それをビジネスの対価に結びつける仕組みができあがっているのだろうか? 今後は、情報活用についてどんな計画をもっているのだろうか。集まった大きな資本を、今後どう使っていくのかにも関連する話で、ちょっと気になるところだ(mixi株持ってるわけではありませんが)。

 ところで、今回のブログの下に表示されるテキスト広告は、いったいどんなものになるだろうか。

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