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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

変換効率と文章の質の関係

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 唐突ですが、ATOKを先週末購入しました。これがけっこういいです。まだ使いこなしてはいませんが、けっこう便利だなぁと感じています。

 長い間コンピュータを触っていますが、どうもワープロは苦手です。そのため、Wordを開くのはしょうがなくてという場合だけ。日常的にはxyzzyという「テキストエディタのようなもの」で文章を書いています。UNIXのEmacsを移植したエディタではなくて、EmacsみたいにLispで作られたエディタみたいなものです。これに、広辞苑や国語、英語辞典、知恵蔵にマイペディアあたりの電子辞書を使って日本語の文章を書いています。もちろんGoogleも。机のそばには、紙の辞書や用語集も揃えていますが、最近は引く回数はめっきり減りました。

 今回購入したのは、「ATOK 2006 for Windows 電子辞典セット CD-ROM」というもの。価格は1万円を切った価格で国語と英語辞書がついてきます。これをMS IMEの変わりに導入したら、変換効率は確実に上がった気が。さらに、変換している最中にいろいろ候補がでたり、間違った用法を指摘してくれたりするのです。おもしろいのが「goo流行語辞書 for ATOK 2006」。登録すると無償でダウンロードできる追加辞書ですが、最近流行の言葉が一発で変換されます。「あんどうみき」と入力して変換すると「安藤美姫 <<g) トリノ代表フィギアスケート>>」と注釈まででます。「荒川静香 金メダリスト」とはまだ出ませんが。

 多少大きなお世話かなという気もしますが、通常の入力中ではお節介な機能は滅多に動かないので、それほど鬱陶しいということはありません。いまのところ、PCが重くなったということもないので、日本語入力は快適です。日本語入力が快適だからといって、生み出される文章のできが必ずしもよくなるというものではありませんが。

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