周りの人とのコミュニケーション量は足りていますか?
周囲とコミュニケーションができていれば・・・
という感覚のコミュニケーションに起因した『平凡なミス』や『時間的なロス』が、組織の中では案外多いものです。
上司が部下に声をかけるのか?
部下が上司に声をかけるのか?
人材育成の対象者が新入社員であれば、上司や先輩に自分から先に声をかけることの必要性を教えています。
マネージャーが研修の対象者であれば、上司から部下に先に声をかけるということの必要性を教えています。
どちらから声をかけるのが正しいのか?
ではなく、どちらも意識しておけばコミュニケーション量が足りなくなることはないでしょう。
しかし、この
先に声をかける
というのが、本当に難しい時代になっています。
パソコンという道具があると、その道具を見たまま人と話をするということが日常的になります。
テレビを見ながら親の呼びかけに返事をすると怒られていましたが、今では、オフィスにいるほとんどの人たちがパソコンの画面を見ながら周囲の人たちと話をしているような状況になってきています。
オフィスで近くにいるのに電子メールで連絡する
ことがネタになった時代もありましたが、今は目の前にいるのに目を合わせないで話をする時代になってきています。
相手と目を合わせない
というのは、
相手に不満がある
自分にやましいところがある
そのような躾をうけてきた
ということだと思いますので、
基本は、相手の目を見て話をするのがビジネスの基本ではないかと思います。
では、私は?というと、
やはり社員とのコミュニケーション量は足りていないと感じています。
忙しそうに仕事をしている社員を見ると、こちらから声をかけるのも躊躇することもありますし、実際に自分も出張が多いのでついついコミュニケーションをとることをさぼってしまいます。
相手の意識を変える前に自分の意識を変える
ということだけが改善の唯一の手段と思いますので、これについては改善しないといけないと思っています。