事業を起こすための未来型・共感型ワークショップ
昨日は、クラウドファンディングを使った事業創造のワークショップを大学生を集めて開催しました。
地域の課題解決のためのクラウドファンディングを[寄付型][購入型]などで考えてもらいました。大学生も最近ではクラウドファンディングは身近になっていますので、個人ではなくチームとして考えてもらいました。
学生の発想は大胆で非常にユニークな視点ももっているので、ワークショップもとても盛り上がります。
学生という個人の立場での学びと、チーム(組織)の一員としての学びの違い。
アルバイトと仕事(ビジネス)の違い、そこにサラリーマンとビジネスマンの違いも入れながら。
成人年齢の引き下げによる、ビジネス的なメリット。
大学時代に事業を起こす(興す)ことの意味。
大学というクラウドファンディング型事業の中に身を置く大学生に必要な視点。
いろいろとインプットもしながら、クラウドファンディング型の新事業を考えてもらいました。資金力がほとんど無いと言ってもいい大学生が会社を創るのではなく、事業を起こす際にはクラウドファンディングは非常に有効な手段になります。自分たちが考えたビジネスのアイデアをお金を使う前に社会(市場)に問うことができますので。
以前は、シェアリングエコノミーで地方都市の課題解決を行うというワークショプを大学生と一緒に行いましたが、今回は資金調達になるので出資者から共感を得るための視点も必要になってきます。どのような文章で、写真で、動画で、共感してもらうか。
最近では、自治体などでもガバメントクラウドファンディングなどの検討が進んできています。ふるさと納税が購入型というイメージが強かったので、地方創生のプロジェクトなどに寄付するような形のものが普及していけば、その地域で活動する学生などの活動資金の調達にも使えるかもしれません。
ワークショップの最後には、模造紙で作成したクラウドファンディングのワークシートを使ってビデオカメラの前でプレゼンテーション。この動画を今回の受講者や関係者でシェアして継続してプランのブラシュアップを今後は行う予定です。今回は2時間しか時間をとれなかったので継続学習をネットを使って行っていきます。
次世代は彼らのためにある訳なので、自らの将来は自らの手で切り拓いてもらいたいと思っています。そのための能力アップのための支援は惜しみません。