シンプルな思考と事業の成果への熱き思いが状況を変える
今日は企業研修の中で、
「熱さ」
という話を行いました。
事業の成果を求める熱意は、ビジネスプロフェッショナルであれば誰しも持っているものですが、その熱意が、周囲にも伝わる熱意なのか内なる熱意なのかで、コミュニケーションがどのように変わるか、といった話をしています。
人を動かす
というのは簡単ではありません。
人を動かすためには「周囲に伝わる熱意」を見せることが必要な場合があります。
熱意を見せることに抵抗がある人もいますが、人を動かしたいという強い気持ちがあれば熱意をどのように伝えるか、ということを徹底的に考えてもいいのではないか、と研修で伝えました。
まずは、深く考えずに素直に熱意を周囲に伝えることだけに集中する。
そして、周囲の対応が変化してきたら具体的にどのように動いてもらうかということを綿密に計画する。
変化の流れを感じたら、その変化の流れに逆らわないようにして力を増幅させる。
ということが、
大きなことを成し遂げるときに必要な組織のマネジメントになるのではないでしょうか。
熱意の裏側にある本質的な動機が組織としてポジティブなものか、ということも、組織のメンバーを動かすためのポイントになります。
また、動かすターゲットがお客さまの場合でも、お客さまに提供する価値に大きなメリットがあるものであれば大きな熱意を持って営業ができます。
簡単なことでも複雑に考えすぎるマジメさというのは自分の行動を制限してしまいます。
複雑なことをシンプルに考える習慣をつけることで行動力がつきますし、実際に行動することで多くのことに気づくことができます。
周囲を動かしたいときにも、難しくまわりくどく説明するのではなく、シンプルに説明するのが一番だと思います。
そのシンプルに考える習慣は自分も周囲も動きやすい環境をつくります。