変化の芽をつまない組織をつくりだす
»
当社の社員には、常々、
「お客さまからいただいた仕事の仕様を満たすのは当然として、
付加価値を乗せることを考えないと、
市場に新しい価値は提供できないし、次の仕事は無い」
と言っています。
価値を生み出すために何を考えるべきなのか?
そんなことを、今日、お会いした経営者の方と話をしました。
社員が
「どうすればいいんですか?」
という正解を求める姿勢でいる限りは価値は生み出すことができません。
「自分はこのようにすると価値が生まれると思います」
という言葉を引き出すための経営とはどのようなものなのか、
という議論を2時間ほどさせていただきました。
社員の意識というのを瞬時に変えることはできません。
研修などで一瞬、モチベーションを上げることは可能です。
しかし、その気持ちを継続させることはできません。
気持ちを継続させるためには、
職場での日常的なフォローが必要であり、
その役割を担うのはリーダーの役割になります。
今日お会いした経営者の会社では、
「変革リーダー」という役割の社員を設定しています。
変革するための心構えを半年かけて醸成してきています。
腹を括るかどうかは個人の資質ですが、
腹を括った集団が会社の中にいると組織は強くなります。
ひとりの社員だけが腹を括っても組織は変化しません。
ただ、腹を括った社員が複数いる場合には、
その社員同士が連携して努力を継続できるようになります。
変化していく会社の成長を加速させるための仕掛けをつくるのが
次の仕事になります。
SpecialPR