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ICT/IoT、ドローンなどを活用した地方創生や次世代人材育成に取り組んでいます。

会社の顔になる位置にはどんな社員を配置するか?

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「会社って何のために存在するんですか?」

学生は、本質的なことを何の意図も無く聞いてきますので困ります。(笑)

「社会の公器として、社会に価値を提供するために存在する」

という言い方もありますし、

「社員が成長するためにある、社員が幸せになるためにある」

という言い方もできます。

会社の理念に共感し、
その会社という場で自分の成長と成功を求める社員が存在して、

仕事という場を与えることができます。

ブランド力のある会社では、

「○○という会社で自分は成果を出した」

と、企業のブランドと自分を同化させて、
モチベーションを維持しているケースが多いように思います。

では、ブランド力のない会社では、どうやって社員のモチベーションを・・?

と考えていくと、採用すべき人材は、

「会社という場で仕事を通じて自分の成長や成功を本気で望んでいる社員」

ということになります。

この、

会社で自分を活かすことを考える前提で自分を成長させる、

という論理性が排除されてしまうと、

自分が頑張らないといけない状況になったときに、
最後の最後の粘りが効かずに

「自分の会社じゃ無理だ」「本当はこの会社に入りたかったわけじゃない」

など、自分の能力はさておき、周囲のせいにして努力を放棄してしまいます。

人材の採用の支援などをしている中で、自社に必要な社員は?

という問いに対して、

ブランド力が乏しい会社がどのように回答しているかを
いつも気にしてみています。

お客様から認められてはじめて仕事の場をいただける、と考えると、

最前線でお客さまから認めてもらう仕事をしている「営業」のポジションに、
会社の最高の人材を配置する必要がある、

ということも考えないといけないと考えています。

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