安定という麻薬を人生(時間)という財産で購入する
企業サイドからは見えない
学生の社会貢献活動や学生団体、サークルとしての活動の見える化を図るためのWebサイト
「ガクログ」(http://www.gakulog.net)が、映像とブログを絡めた形でリニューアルしました。
ブログなどのシステムは、Web内で持たずに、
外部のブログをRSSリンクで表示するような機能や、
映像などもyoutubeにアップされたものをリンク表示するような形にしています。
北海道から九州までの学生の見える化を図りたいと思っています。
公的機関などでは緊急雇用対策などが盛んに行なわれていますが、
次世代を担う学生などの活動にも注目してもらいたいと思っています。
さて、その公的機関ですが、
当社でも公的機関の施策の実行支援を行なうことがありますが、
最近では予算が少なくなってきていますので、
最初からあまりお金のことは話さないようにしています。
当社は当然、営利企業ですので、
利益を出して再投資して事業を継続していくのが一番の目的ですが、
市場である地域の活性化が先行されないと
ビジネスの場が活性化がなされないということで
公的団体の皆さんとは良いお付き合いをさせていただいています。
ただ、先日、竹中平蔵大臣の側近だった慶応大学の教授の先生が、
「今でも霞ヶ関はあまった税金の使い方に困っていて
何でもいいので使ってしまえ的な発想で予算を組んでいる」
的な発言をされているのには閉口しました。
緊急雇用対策でも、地域活性化でも何でもいいのですが、
次世代のワカモノに重いシワ寄せ(借金)をしてまで将来の増税まで予定したお金が、
最終的にはあまり投資効果がないような形で消化されていくのを目の前で見ると
やるせないものを感じます。
お金はいらないので、
そのような使い方よりも、こちらの使い方の方がよくありませんか?
と言いたくなります。
目の前のお金は、自分たちの子供の世代に残される借金の一部
という意識があるのかどうかが気になります。
また、事業を手伝おうにも「契約は個人の方としかできません」とこられると、
これって中小企業診断士などの公的団体の指導員という方々のための
お手盛り予算に最初からなっていたのでは?と感じることも多々あります。
なんだかな~と思いながらも、
私たちの税金はこのような形で浪費されているわけですから、
ここを無視して・・というのは、
選挙権がありながら文句ばかり言って投票しない有権者と
一緒のようになってしまうので、いろいろと考えています。
公務員の人たちをすべて同じように言ってしまうのには違和感を感じます。
サラリーマンにはもっと仕事しない(?)人たちもいますので、
それは公平に考えるべきだと思っています。
要は最高の住民サービスを創りだすという志を持って仕事をしている方、
限られた予算だから知恵をしぼって最大限の効果を目指す方
を探して一緒に頑張るというのが一番ではないかと考えています。
人間などもともと持っている能力など大差ありません。
自分の人生を大切にして、
自分の持っている時間をどれだけ有効に使おうと考えているかだけの違いだと思います。
この有効に使うという概念の中に、
自分本位ではなく、他人本位という考え方が入っていれば
最高の人生になるのではないか、と、学生などの若い世代には話をしています。
彼らが、カッコワルイけど安定しているから、この職業を選びます。
と、人生をすでに見越したような選択をするときが、私にとって一番悲しいときになります。
安定している場で自分の力を最大限に発揮する
と、ギラギラした目で話をしてくれるのであれば、期待が持てます。
しかし、最初から打算では・・・、
安定しているけどつまらない人生を選択してしまったということになるのでしょう。