言葉が好きな世代を行動させるために
人の行動を後押しする「モチベーション」について考えることがあります。
若い人たちと話をしていると、
「モチベーションが上がった、下がった」
という言葉が最近増えています。
外的要因で「やる気」が出たり、「やる気」が無くなったりする人たちが増えたように感じます。
例えば、
のような「強く生きる者たちの言葉」などは、若者は大好きです。
言葉でモチベーションが上がったり、下がったりします。
行動のきっかけとして上記のような言葉が必要なのは理解できます。
ただ、言葉を得るだけで満足して行動できない人たちも増えているような気がしています。
言葉という情報を自分の生きる知恵とするには行動をしないといけません。
行動も継続しないと知恵まで得ることができないので、結局、自分は他人の言葉に一喜一憂して、
自分の内面から出る言葉を残すことができないという結果になります。
上記の映像の中でイチロー選手が、壁を乗り越えられる人間の前にしか壁は現れない
という趣旨の言葉を言っています。
失敗にしても、大きな壁にしても、乗り越える課題が現れたと自分に言い聞かせ、
それを課題として果敢に挑戦するという姿勢が人間を成長させるのではないかと私は思います。
電機関連の大手企業の今年度の業績下方修正の発表が相次いでいます。
日立製作所:7000億円の赤字を予想
パナソニック:3500億円の赤字を予想
日本電気:2900億円の赤字を予想
東芝:2800億円の赤字を予想
ソニー:1500億円の赤字を予想
先日までは派遣労働者の契約解除がニュースになっていましたが、
そろそろ正社員の整理もはじまりました。
非常に厳しい時代になってきていますが、時代の変革点なので、従来型のビジネスモデルの変革、
人材のスキルセットの変革が急速にはじまったと理解しています。
次世代を創る人材には、この時代の変化をしっかりと捉えてほしいと思っています。