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ゆとり教育の影響を受けた人材

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学生の就職活動支援を行っていて昨年くらいからちょっと気になることがあります。

就職活動の中でも競争を避けるような行動が目立ちます。

早く内定先を確定して就職活動は早めに終了したい。
集団面接などで他の学生と一緒にいる場所で自分の意見を言うのは苦手だ。
どちらかというと年功序列のような会社を選びたい。

何が影響しているのでしょうか?

一説によると学校での『ゆとり教育』が影響しているのではないかということも言われています。就職活動で集団行動しているというのは数年前から変わらないですが、最近の学生は集団の中で目立つ人材が少なくなっているような印象を持っています。最近の学校教育では、文部科学省の学習指導要領などの内容もそうですが、いじめにつながるので競争は避けるなどのことが行われているようです。競争心が無く、他人との摩擦を避ける傾向がある今の学生が社会に出て競争ができるのかどうかを非常に心配しています。

これにプラスして超売り手市場になったという自分たちに有利な情報を得ることで、ますます競争の意識は無くなっていきます。 学校教育にも週休2日が導入された世代が社会に出て周囲の同僚やお客さまから評価される仕事を行えるようになるためには相当な努力と企業側からすると教育のための新しい仕組みが必要になると感じています。

従来の新卒社員とは全く違う資質を持った新しい人材を育成するためには、導入研修や現場でのマネジメントを根本から見直す必要があるのではないかと思います。

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