オルタナティブ・ブログ > 地方創生と次世代人材育成 >

ICT/IoT、ドローンなどを活用した地方創生や次世代人材育成に取り組んでいます。

マネージャーの仕事

»

営業活動などで成果を出せない人を見ていると同じような行動特性を持っているようです。

まず、時間をマネジメントすることができません。

営業活動の基本はお客さまとの信頼関係をどのように太くしていくかということになりますので、実際には時間がかかるのはしょうがないと思います。

逆に言えば、お客さまとの信頼関係を作るために使う時間をいかに確保するかがポイントになります。

その部分にITを活用すると良いのかもしれませんが、一番重要なのは営業部門のマネージャーがきちんと部下の時間の管理を行うということだと思っています。

営業マネージャーの下に営業担当者が5人いたとすると、営業マネージャーの仕事は、5人×8時間(1日)×5日(1週間)の200時間のマネジメントになります。

いかのその時間をお客さまが価値と感じるもらう活動につかっていくか?というのが仕事です。

個々の部下が勝手に個人の意向で動いていても成果には繋がりません。

個人では、成果があがらないときには遠方などからちょっとした仕事の引き合いがあるとすぐに動いてしまいます。しかし、組織で仕事している場合には、そのロスは大きなものになってしまいます。

その時間があれば、近隣のまだ仕事をもらっていないお客さまのところで徹底的に仕事の手伝いをしたり、話を聞いたりしていた方が組織としての成果は大きいものになります。

組織としての目標を達成するために人(部下)を動かすというのがマネージャーの仕事であり、その仕事を通じて、お客さまも動かすということを目標にしていかないといけません。

間違っても、自分も営業担当みたいな動きをして6人分の時間を確保するなどということをやってはいけないのではないかと思います。

Comment(0)