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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

組込み総合技術展 関西、ソフトウェアテストシンポジウム 関西 同時開催に行ってきた

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6/5, 6/6に開催された 組込み総合技術展関西(ETWest 2008)、ソフトウェアテストシンポジウム関西(JaSST'08 Kansai)に参加した。会場はインテックス大阪という場所で首都圏でいうとビックサイト、幕張メッセ、パシフィコ横浜のような位置づけ(規模は異なる)だ。

大学から1時間ちょっと程度で行けることや大阪市内での打合せがあったせいで、途中で会議のために抜けることがあったがいくつかを見ることができた。私が聴講したものの概要は以下のとおり(私がみたものを時系列に並べてみた)。

  • 講演: アジャイル開発における品質保証(ソフトウェアテストシンポジウム)
    ウォータフォールでの品質保証とアジャイルでの品質保証を対比されながら紹介されていた。アジャイルの普及には両者を理解した方によるこのような紹介が重要だと思う。
  • 講演: FMEAと影響範囲絞り込みによるテストケース選択(ソフトウェアテストシンポジウム)
    FMEA(故障モード影響解析)をソフトウェアに取り入れた事例を紹介されていた。個人的にこの分野には興味があるのでおもしろかった。
  • 講演: 段階的評価におけるリスク分析表の活用(ソフトウェアテストシンポジウム)
    リリース制約を考慮したリスクベースドテスティングを実証的に評価されていた。実際にリスクベーステストを実施するにはリリース制約のような話や特定の機能について開発が遅れる状況を想定する必要があるだろう。
  • パネルセッション: 組込み開発で「要求」は誰の手中にあるのか?(組込み総合技術展関西)
    途中から参加したので議論の大まかな流れは把握できていない。大きな模造紙にパネリストの意見を書き込んでいき、それをカメラで撮影し、プロジェクタに映し出していて印象的だった。
  • ETロボコン2008 powered by Software Factories (組込み総合技術展関西)
    競技用コースを走行ロボットが走る様子を展示していた。同一の走行ロボットに独自のソフトウェアを載せ一定の制約があるコース上で走行時間を競う。

来場者の立場からみると、この規模のものを併設していただけると同時にいろいろ見てまわれてありがたい。主催者側の方々の多くの苦労なしには同時開催は難しいと思うが、今後も続けていただけるとありがたいと思う。

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