タイ国の真実らしきもの その1
私は仕事の関係で毎月タイのバンコクへ1週間程度の出張を行っております。
ガイドブックにあまり書かれていない事を少しずつお話しようと思います。
今回は日本食の話です。
皆さんは海外旅行に行った時、日本食が食べたくなった事はありませんか?
一般の海外旅行、特にツアーで行ける海外旅行の旅行先は、どこでも日本食が食べられるようになりました。味や原材料はともかく、日本食の名前の食べ物が食べられると思います。
物価の安い国はたくさんありますが、どこの国も日本食は決して安くないというのも御存知でしょう。物価の高い日本から来た観光客相手に商売をして、現地の人があまり利用しないレストランです。どうしても割高になると思います。どんなに物価の安い国でも日本食が日本より高いというのは普通です。
タイのバンコクは、日本より日本食が安い、数少ない外国の一つです。
例えば、日本の食堂で絶対に存在するメニューのカツどん、日本では700円程度でしょうか。バンコクの日本レストランでは、350円ぐらいです。いやいや日本だって安いチェーン店で食べれば400円ぐらいで食べられるよ。と、実は、バンコクのデパートの中にあるすかいらーくという御店(日本のすかいらーくとの関係は不明)では120円ぐらいでカツどんが食べられるのです。
また、日本では牛丼より高くなったラーメンですが、タイでは8番ラーメンというチェーン店で130円ほどで食べられます。もっと安くという方には、日本のラーメンとはちょっと違いますが、同じような麺でバーミンナームという塩味麺なら100円で食べられます。
では何故日本食が安いか?理由はタイ人の人達がとっても日本食が好きだからです。日本食のレストランもガイドブックの有名店でもなければ、5割以上の人がタイ人のお客さんです。大衆レストランなら8割以上がタイ人のお客さんとなります。私の会社のタイ人スタッフは刺身も平気で食べますし、天ぷら、すき焼き、しゃぶしゃぶなど大好物です。
日本食はタイ人にとっておいしい食事の一つなんですね。
今日はここまで、またいつか御会いしましょう。