MURAMASAといっしょ その2
宮沢は本当にそんなにたくさんMURAMASAを持っているのか?との声も聞こえてきそうなので私のコレクションの一部を公開します。
何だか秋葉原の中古パソコン屋さんの雰囲気ですが、たくさんあると便利です。
多少問題があっても部品取りの機材から、必要な部品を調達して、すぐに直すことができます。
私は絶えず、MURAMASAを持ち歩いているので、いろいろなところにぶつけますし、入れる鞄もパソコン用ではなく、普通のソフトアタッシュです。コンピュータのような精密機械がゾンザイに扱われるのですから、故障しない方がおかしいです。
もしかしたら私が長くMURAMASAを使い続ける最大の理由は、修理に慣れている、と言う点にあるのかもしれません。
では、話を前回の続きに戻します。
ずっと使い続けたPC-MT1ですが、さすがに限界を感じていました。二代目となり、初代(CPU Pentium3-660MHz/192MB/20G/USB/12TFT)から多少使いがっては良くなりましたが(CPU Pentium3-750MHz/256MB/40G/USB/12TFT)それでもさずがにHDDのサイズが小さすぎて絶えず外付けHDDを挿して使う(2.0USBカード増設)のは限界でした。MT1は内部チップセットの関係から40GBまでしか認識しません。
PC-MT2はすでに入手していて、こちらのUSBは2.0が使えるし、HDDは250GBにできるし、と良いことだらけなのですが、問題は画面の回転機能がないことです。以前はATIだったディスプレイチップがINTELとなって、ドライバー(デバイスをコントロールするソフトウェア)ではディスプレイの回転機能がありません。INTELのドライバーをいろいろ調べましたが、どうやらINTELのドライバーで画面の回転機能を持っているものは、PC-MT2のディスプレイチップでは存在しないようです。なければ作れば良いとも思いましたが、趣味のためにドライバー開発をやるわけには行きません。そこでふと考えました。ディスプレイのクラスドライバ(ドライバとOSの間に入るソフトウェアでドライバをコントロールすることができる。)でどのような画面も回転させるツールが作れるのではないか?需要があるかどうかわかりませんがとても面白い仕事になりそうです。
そこでいろいろ情報を集めてみました。そしたら、ありました。すでにそのようなコンセプトの商品が存在しました。PivotProという商品です。
サンプルをダウンロードして動かすと、今まで横画面だけだったPC-MT2が縦画面で表示されています。これはありがたい、早速製品版を手に入れました。安定的な利用ができています。
PC-MT2-H3Wを三代目として、快適に運用できたのです。しかし、その後、PC-MT2-H3Wには、すぐにお蔵入りとなり、現在の四代目PC-MT2-6DCへ変わるわけです。
今日はここまで、またいつか御会いしましょう。