最近流行り?自分のウォールに画像フィードが流れるfacebookプロモーション事例5選!
タイトル通りの内容だが、プレゼントでもクーポンでもないコンテンツを使った大塚製薬の「ポカリIQチェック」のfacebookのプロモーションが短期間で驚異的なファン数を獲得したのを皮切りに、様々な会社が同様のプロモーションを実施している。
さて、どんなプロモーションかと言うと、簡単な設問に答えて、その結果が自身のウォールに流れるというもの。非常にシンプルである。が、このプロモーションのミソは以下3点であると考えている。
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1.視覚的に訴えている点
facebookの投稿で、ユーザーの反応が最も良いのは写真(サムネイル付きURLでも可)であるというデータがある。これらのプロモーションは写真(または画像)を3枚使い、人の目をグッと引き寄せている。
2.ソーシャルグラフを上手く活用している点
診断結果の近しい友人が表示されている。
3.短時間で利用できる点
長時間かかるものは敬遠される傾向にある(と考えている)。上記1の考察にもなるが、動画等が「いいね!」を獲得しにくいのは、動画を全て見なくてはならず、時間が取られてしまうからである(と考えている)。写真やテキストであれば、自分のペースで読める。
【その他】(アプリごとに下記要素を取り入れている。)
4.診断系であるという点
自分のことを評価されたり分析されたいと言う人間の欲求を上手く活用している。
5.インセンティブやゲーム要素を取り入れている点
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今回紹介する5つの事例は上記を全て満たしているわけではないものも存在するが、1の「視覚的に訴えている点」は全てカバーされている。
1.ポカリIQチェック(大塚製薬)
http://www.facebook.com/pocarisweat.jp
Facebookのブルーカラーとポカリのブルーカラーがちょうどマッチしており、全体的にさわやかでセンスのあるトーン&マナーとなっている。
設問数は5問でサクっと設問を終えることができる。
フィード結果はも3枚で一枚の絵となるように視覚的に訴えかけている。
このアプリでポカリスエットはたった1週間で53,000人もファンを集めたそうだ。
http://blog.sorasol.co.jp/?p=1064
現在(2011年9月14日現在)「はファン数10万人弱獲得しており、
「ポカリIQチェック2 -夏の想い出篇-」という第二弾のアプリが実施されている。
http://www.facebook.com/pocarisweat.jp?sk=app_222561324457359
フェイスブックのユーザーの272票を得て選ばれた新IQタイプ「ナイアガラの滝」である。是非一度お試しください。
2.NO MUSIC, NO WHISKY. 診断!友達チェッカー(Suntory×Tower Record)
http://www.facebook.com/NoMusicNoWhisky
「あなたと、「ウイスキー×音楽」みたいな友達、知りたくない?」というコピーを掲げた、飲料系大手のサントリーとタワーレコードのコラボレーション企画のアプリ。
サントリーとタワーレコードは数年前から毎年コラボレーション企画を実施している。
今年はfacebookページにその舞台を持ってきた。
デザインはタワーレコードのトーン&マナーに合わせている。
診断時間は非常に短く2クリックで体験することができる。
No Friend, No You.という形で、Facebookのソーシャルグラフから自分に欠かせない友人が選ばれてその結果がウォールに投稿される。
この企画と合わせ、ウォールでは「ウイスキー×音楽」をテーマにした様々なイベントを紹介している。
ポカリほどのインパクトはなかったものの、6000弱のファン数を獲得している(2011年9月14日現在)
アプリ自体の月間アクティブユーザーは3.2万を超えていることから、アプリを利用した人が全員サントリータワーレコードのページに「いいね!」を押していないことになる。
何故他の事例と比較してあまり「いいね!」が押されなかったのか、考察が必要である。
3.フェイスブック戦闘力チェック(facebookナビ)
http://www.facebook.com/fbn.jp
※All Aboutが運営するfacebook公式の「facebook navi」とは違うのでご注意を!
ガァ太というキャラクターがfacebookに関する情報を発信するページ。このページの投稿はほぼガァ太のイラスト付きである。
ドラゴンボールをパロディ的に取り扱った「フェイスブック戦闘力チェック」のアプリを9月6日から実施している。
ほぼ流れとしてはポカリと同じで、5問の設問に答えた後、アプリ利用者の結果が最終的な画面で見れる。
漫画チックなランディングTOP画面
5問の設問
ウォールには以下のように3枚の画像が投稿される。
facebookナビのファン数は現在5万弱。本アプリ開始前にファン数が3万人をちょうど超えたこととから1.5万人近くのファンをこのアプリで獲得した可能性がある。
4.Windows Phone.(KDDI)
http://www.au-windowsphone.jp/
こちらは上記3つの事例とは異なり、外部サイトをからウォールに投稿されるという仕組みになっている。Intelの事例「Intel presents The Escape」に非常に近く、最後に流れるウォールへの画像投稿が3枚になっているという事例である。
日本発のwindows phone販売に向けたプロモーションで、動画にはFacebookの友人のプロフィール画像がふんだんに出てくる。
自身のウォールには、その動画のハイライトが3枚投稿される。
facebookでコネクトすると動画がスタートする。
自身のソーシャルグラフの友人の写真が含まれた動画が再生される。
ウォールには以下のように3枚の画像が投稿される。
こういった事例、やや勿体無いなと思うのが、プロモーションに参加した人とFacebookページが紐づいておらず、ファン獲得に寄与していない可能性があると言う点である。
5.ONE CLICK TO JAMAICA(PUMA Japan)
https://www.facebook.com/PUMAJapan?sk=app_230033583710919
2011年9月13日からスタートした世界最速の男ウサイン・ボルトが有する男子100mの世界記録「9.58秒」に体感時間で挑戦するというアプリ。
昔、「とんねるずのみなさんのおかげです」でやっていたマルガリータブラザーズのような企画アプリである。
ボルトが保持する男子100mの世界記録「9.58秒」に近ければ近いほど、プレゼントが当たり易くなり、9月13日~11月11日までのキャンペーン期間の間、計4種類プレゼントが抽選で当たる。
1日3回までしか遊べず、毎日毎日チャレンジしてしまうようなゲーミフィケーション的要素も含まれている。
全体のトーン&マナーは、ボルトの出身地ジャマイカの国旗がベースとなっている。
シューズを選択して、ゲームにチャレンジする。
ウォールには以下のように3枚の画像が投稿される。
今後はインセンティブを付与し、中長期的に使われるプロモーションが実施されていくだろうと考えられる。
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