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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

夢の実現へ向けて

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この間、衣服から作ったアルコールでデロリアンを動かすイベントに参加してきた。もともと、バックトゥーザフューチャーに着想を得ており、映画の世界と比べると、映画ではごみ一般だがこちらは衣服、車は映画では飛ぶがこちらは走るだけ、などまだまだ映画の世界と比べればかなり実現できていないところが多いので、社長の存命中にどこまで実現できるかな、と思うが、ともかくも夢を実現するためのここまでの頑張りは素晴らしいし、このような姿を多くの子供たちに見せたいと思う。

一方で、政府が携帯料金が高いと市場原理の働く民間企業の世界に口を差し挟んでいる。これは、一体どんな理屈に基づくものなのか、よく理解できない。携帯やスマホの料金が家計に占める比率が高く、国民全員が使っているものなのだから、もっと安くすべきではないか、という極めて単純かつ子供じみた発想に基づくものかと思うが、如何なものか?

もちろん、不当な競争制限が行われていて、結果として価格が高止まりしているのであれば、是正する必要があるかもしれないが、それは公正取引委員会などの仕事だ。確かに、大手三社のプランは似ているが、だからと言って本当に価格が不適切なのかは良くわからない。それ以上に、そもそも高くて暮らせないなら使わなければ良いだけで、携帯がないと生きていけないというものではないだろう。

と考えると、そもそも政府が口出しをした意味すら良くわからないし、不適切な市場介入とも言えなくもない。要は、おそらく誰か携帯分野で新たに参入したい人間がいて、それがつぶやいた内容を、何も考えずにそのまま進めようとしている、という知性のない現在の政界の所業の典型ではと思うのである

もちろん不当に談合などをして価格を吊り上げるのは相応しくないが、一方で本来競争に任せるべきところに、そうでなくとも国民の権利を踏みにじる可能性の高い政府が介入することは現に慎むべきだし、そのような自由な環境とその中における創意工夫が、新たな着想や発明を生むのだと信じている。

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