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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

ゆっくりと時が流れた時代

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珍しく大雪で、飛行機も飛ばないようだ。思い起こせば、子供のころの東京は結構雪が降ったように思う。

今朝、ロンドンから帰ってきたが、ちょうど今週は地下鉄のストライキがあって、移動は大混乱、現地の新聞でも「このストは恥」などと報じているものもあった。

だが、ふと昔を偲んでみると、私が中学・高校・大学の時代には、鉄道のストは当たり前で、数日学校が休みになったことも何度かあった。また、今日のような大雪でももちろん鉄道は止まった。

ニューヨークにいた時も、雪やその他の理由(定かではなかった)で通勤電車が止まることが時々あり、見ていると地元の人々はあきらめて家に帰って行く。あわててタクシーを呼んで会社へ向かうのは自分だけだった。

確かに、ストライキで会社に行けないと困る。だが、考えてみれば、さほど目くじらを立てるほどのことか?ストがあれば、ただ休めば良い。なかなか日頃一緒できない子供たちやご近所様と仲良くすれば良い。或いは、せっかくだから庭の手入れをしても良い。

子供のころ、第二室戸台風だったかと思うが、珍しく父親が家にいて、窓という窓に木を打ちつけ、台風が来ると当然のごとく停電して、暗くなった部屋で蚊帳を吊って、家族全員が中に入り、ろうそくの火の下にトランプをしたのを懐かしく思い出す。

何もかも便利になり、ただ少しでも人の先へと争うのは、生き物としての人類にとって本当に幸せなのか?昔のように、少し穏やかな時を過ごすことも必要なのではないか?そんなことも、是非都知事選を始めとした政治の争点にすべきではないか?

オリンピックが開幕した。冬季オリンピックと言えば、トニー・ザイラー、ジャン・クロード・キリーだろう。3種目制覇というスーパースターがいなくなったのはさびしい限りだ。これもあまりに専門化が進んだ故か?荒川静香も、金メダルの時は素晴らしい演技だった。彼女の演技の代名詞イナバウアーは、ザイラーと映画で共演していたと記憶している。そんな時代も良かったのではないか?

今回参加できなかった安藤美姫は、とても残念だったが、その生きざまや潔しと感じる。そして、今回が最後になる上村愛子、是非全力で頑張ってほしい。一番期待するのはもちろん高梨沙羅。

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