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 セールスジャパンの経営を始め、様々な事業活動に携わるマイク丹治が、日々仕事を通じて感じていることをつづります。国際舞台での活動も多いので、日本の政治・社会・産業の課題などについて、グローバルな視点から、コメントしていきたいと考えています。

静かな年末年始を!

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また、新たな年がスタートした。今年こそは、日本という国、そしてその国民が自立した形を作り出せるよう、その一員として微力ながら前に進みたい。すべての仕組みが機能しなくなってきている今だからこそ、一からもう一度社会を作っていくという試みが成果を上げる可能性もあると思える。

昨年末は、思いのほか静かだった。そして28日で仕事納めという企業が私の周りには圧倒的に多く、加えて年明けも4日からではなく5日からが多かったので、何となく静かな新年でもあった。このところ、コンビニやスーパーなども店を開けることから、何となくせわしない正月だったが、久しぶりに少し正月らしい年の初めを迎えた感じがする。

自分自身、年末からの流れを思い起こすと、24日はクリスマスイブで、家で嫁のクリスマス料理を味わい、25日は以前から予約してあった恵比寿のフレンチでクリスマスを祝い、26-28日は思い切りアポと忘年会の残りで忙しかったが、29日は年賀状書き、30日は嫁と正月の買い物、31日は年越しそば作りと、雑煮の準備とゆったりと過ごした。

正月は、1日におせちと雑煮を食べ、その後初詣、2日は実家の母親のところに兄弟や子供たちと集合、3日は嫁と散歩という日程だった。考えてみれば、これが日本の社会の年末年始の普通の姿、もちろん社会の進歩で様々な他国の良い風習などには学ぶべきだが、一方で今一度日本の良いところも思い出しても良いのではと思っている。

その第一歩として、新年は買い物をせずに、しめ飾りをして、お参りをして、家族が集まって、年賀状で友の近況に触れて、そしてそれぞれが一年の計をゆっくり考える、そんな当たり前の風景を取り戻したいものだ。

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