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シリコンバレーのサムライ・ウルフが、イノベーションについてつぶやきます。(時々吠えることもあります。)

今日の言葉―It's not innovation until it gets built.

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”It's not innovation until it gets built.” (Garry Tan, co-founder of Posterous)

”実際に作らなければイノベーションとは言えない。”

コンサルタント出身の僕にとっては耳の痛い言葉だ。マッケンナ・グループでコンサルタントをやっていた時から今までに数々の新事業ビジョンをクライアントに提言してきた。しかし、実現したのはそれらのクライアントではなく、シリコンバレーの企業や起業家だった。iTunes, iPod, iPhone, Pandora, YouTube, など枚挙にいとまがない。コンセンサスづくりに汲々としていてはだめだ。回りのほとんどが反対するくらいの時に実行するくらい自分を信じる勇気を持つこと。今の大企業には、自分で考える自信とその勇気がない。私の仲間の成功には、必ずその「実行」が伴っている。Electronic Arts, My Space, Double Click, Yahoo, Covad, WebLogic, などなど。起業し、会社を作り、製品・サービスを開発してナンボ。だから、エンジェル・インキュベーションを続けてきた。コンサルティング活動でビジョンを描き、インキュベーションで実現する。これから、この活動をますます加速化したい。日本の起業家よ、大志を抱いてシリコンバレーに来たれ!

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