今年の夏の猛烈な暑さを許せますか？

連日のように続く、今夏の猛烈な暑さについて、私、大塚はこのように考えています。

この暑さを受け入れています。
この暑さを許しているのです。

なぜでしょうか？

それは、忘れもしない昨夏の梅雨明け後も毎日毎日続いた曇りの日々です。
そうです、昨年は冷夏だったのです。夏らしい気候を味わうことがほとんど無かったのです。8月上旬という例年なら最も太平洋高気圧の強さが安定しているはずの時期に信じられないことに台風が列島を縦断していったことがまさに冷夏を象徴していました。

だからこそ、今年の何やら久しぶりに感じる、連日のように35℃を超える猛暑に対しての夏本来の気候について、私の中ではまだブーイングは出ていません。世間の中でも微妙なニュアンスとしてそう感じるのは私だけでしょうか。

以上、ここまで書いてみましたが、少し追記をしないといけません。
昨夏が冷夏だったのは中部地方以西であり、関東地方は今年と変わらないような猛暑だったと記憶しています。

私は名古屋圏の人間ですので、久しぶりに戻ってきたこの地方らしい猛暑に対して、歓迎とまではいきませんが、いつもの夏らしさを存分に毎日感じているのです。

これが恐らく、6月下旬や7月上旬から早くも始まった猛暑や、9月末まで続く猛暑であったら、もういい加減にして欲しい、という感想が出てくるのだと思います。

近づいている台風13号が、中心気圧935hPaという超大型であるのにも関わらず、列島を覆っている太平洋高気圧の強さで全く接近させず、台湾方面に追いやってしまおうとしているところにも、今年の久しぶりに強い夏を感じます。

最後までお読みいただきまして、有り難うございました。
今回のテーマについて、夏が嫌いな人には反発されそうな内容となりました。

私は夏が好きですが、今年のような春先まで寒く、6〜7月はたっぷり入梅で雨が降り、極めつけに夏が暑いという季節は、ワインの出来がよく、歴史的に見ても評価の高い2015年産が出荷されるかもしれないことを追記しておきます。