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外資系に強い人材紹介会社も破産・・・

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先月のニュースですが、アクセステクノロジーが倒産したとのこと(2月20日)。アクセステクノロジーとは、外資系ITなどを扱っていた人材紹介会社です。(同名の違う会社もありますが、ここで言及しているのは赤坂にあった人材紹介会社のことです)

私はここは登録していなかったのですが、元同僚たちは使っていました。日本でビジネスを開始して16年とのことで、それなりの規模で継続的にやられていたと思います。

そしてGoodle Adwordsには、アクセステクノロジー倒産をキーワードにして、転職希望者に自社のサイト訪問を促す他の人材紹介会社の広告まで登場していました。

同社サイトのキャッシュをみると

リーマンショック以後、外資の採用凍結、人員削減などで、人材紹介料収入が過去にないほど急激に落ち込み、収支改善が見込めないため破産手続きの開始を・・・

とのことでした。

一般的にこの手の人材紹介ビジネスの報酬は年俸の30%程度といわれます。
(採用企業側が紹介会社に払う報酬)
結構な額ですから、年に数人紹介すれば1人は食べていける計算です。
(そのため、個人で独立してやられている方も結構多いですよね)

また、ある知人がTwitterで書いていましたが、外資系の外国人が日本に駐在するときに滞在するような家具付の豪華賃貸マンションも空きがでているそうです。

外資系をクライアントとするビジネスは、今後いろいろな変化がおきそうですね(撤退などだけでなく、ビジネスモデルの変革など)


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