誰かが無理をすることで安価になっているサービスや商品もある
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フェアトレードと言う言葉があります。おおざっぱな説明をすると、発展途上国の人などに、継続的な仕事につけるように発注をし、持続的な生活向上を支える仕組みです。ウィキペディアには、「需要や市場価格の変動によって生産者が不当に安い価格で買い叩かれ、あるいは恒常的な低賃金労働者が発生することを防ぎ、また児童労働や貧困による乱開発という形での環境破壊を防ぐことを目的としている。最終的には生産者・労働者の権利や知識、技術の向上による自立を目指す」と書かれています。オーガニック食品などを扱っているお店にはフェアトレードの商品もよく店頭に並んでいるので、見かけることもあるかと思います。
そうなんですよね、誰かが頑張ったものが、とてつもなく不利な条件で買い叩かれたり、また、ひどい条件で働かされたことで、安価に提供されているものがあったりするわけです。
「えー、こんなに安いなんてあり得ない!」そんなことを感じることがあります。でも安い場合は、安く提供できる理由が必ずあるわけなのですよね。
たとえば、賞味期限が近いから安いとか、大量に売るから安いとか、直接生産者から買い入れているから安いとか。そんな風に安価で提供できる理由がわかる場合は少しホッとするものの、理由が示されずに安い場合は、ひょっとしたらその影で誰かが無理をしていることもあるのですよね(低賃金の人たちなど)。
ついつい安いから良いと思いがちだったのですが、値段の根拠を少し考えてみてもいいかなと思ったりしました。
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