CGMに関するITProの記事
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IT Proの記事でNRIの「生活者1万人アンケート調査--大衆化するIT消費」の結果概要について触れているのですが、記者の方が
NRIの調査で少々意外だったのは,購入前に商品情報を収集する情報源として,ネットの役割がまだまだ小さかったことだ。実店舗,ネットショップに関わらず,「よく検討してから買う」は62.0%,「情報を集めてから買う」は28.9%,「使っている人の評判が気になる」は20.9%に達している。にも関わらず,情報源としてネットを利用する比率は,自動車のような高額商品でも「各企業のホームページ」が4.9%,「商品比較サイト」が1.5%,「掲示板,個人のサイト,ブログ」は1.1%に過ぎなかった。
と、書かれています。
私もこれは意外だなと思ったのですが、自分がネットをよく使うからかもしれません。フォールス・コンセンサスというのがあり、これは、自分と同じカテゴリに入る人を多めに見積もってしまうことを言います。
それから、ネットで調査を行えば、回答者はその時点でネットで答えているわけですから、どうしても「ネットを情報源とする」人は多くなります。そういうことがなく、1万人でランダムに調査をしていれば、この結果ももっともなのかもしれませんね。
そう考えると、顧客の特性を考えず、なんでもかんでもネットでやろうとすると、効果がないということもありそうですね。
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