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プログラミングでメシが食えるか!?

カミソリ

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今年の春頃から、

お裁縫」→鋏→「洋包丁の柄の交換」→金物・カミソリ・砥石・・・

と、いかにもオタクがたどる進化?を経て、今でもズボンの裾上げは自分で手縫いでやっていたりしますが、すっかりカミソリにはまりました。

私はもともと電動髭剃りオタク?で、「髭剃りのページ」はまだブログがなかった時代に、「髭剃りの情報ならここを見ろ」と言われたページを書いていたり、「髭剃りの話し」「電動シェーバー」「電動髭剃り」と、このブログでも3回書いていて、その後もfacebookでもチラホラと書いていたのですが、すっかりカミソリに移行しました。

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最初は砥石でいろいろ研いでいるうちにカミソリを研いでみたくなり、洋カミソリ・和カミソリを研いで髭を剃ってみたのですが、あまりにも難しく、ミューレのR89という安全カミソリを買ってみました。シェービングブラシやシェービングソープを使っての髭剃りは楽しく、しかも、やっぱり電動髭剃りより良く剃れます!

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いろいろ両刃カミソリについて調べると、ジレットのビンテージものが良い、とのことで、自分の生まれ年製造のGillette Adjustable SlimをeBayで買ってみました。ジレットのビンテージものは製造時期がわかるようにアルファベットと数字が刻印されており、L3で1966年第3四半期で、まさに私と同じ頃に誕生したカミソリホルダーです。

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ジレットのアジャスタブルは刃の隙間を調整でき、肌へのあたりの強さを変化させられるのですが、いくらなんでもマイルドすぎるので、ちゃんとシックネスゲージを使って調整しておきました。隙間がどのくらいあるのかなどの情報も愛好家が多いのか、いくらでも出てきます。

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もう少し変わったものも・・・と、刃が傾いた両刃カミソリのスラントタイプ「RazoRock German 37 Slant Razor」と、両刃ではなく片刃のタイプ「RazoRock Satin SILVER Single Edge Razor - V2」も買ってみました。スラントはこのモデルはとてもアグレッシブでいくらなんでも肌へのあたりが強すぎる気もしますが良く剃れます。片刃の方はヘッドもハンドルもアルミ製で軽すぎるものの、剃り味はとても良い感じです。

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出張・旅行中も使いたいと考えて、メルクールの旅行用9333も買ってみましたが、これはちょっとマイルドすぎてほとんど剃れない感じでした・・・。

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片刃カミソリの剃り味が気に入り、ステンレスモデルもと買ってみたのが、Above the TieのSE1です。ここのハンドルは結構高いのでヘッドのみ購入し、他のハンドルと組み合わせて使っています。替え刃もハンドルもほとんど互換性があるのが素晴らしいですね。SE1は実にアグレッシブで、良く剃れるのですが気を抜くと血だらけになります。。

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さて、Gillette Adjustableといえば、私の生まれ年あたりではSlimでしたが、その前に作られていた通称「Fat Boy」が人気です。やっぱり欲しくなり、eBayで購入しました。未使用品はかなりの金額になりますので、中古品の綺麗そうなもので。それでも結構なお値段です。デートコードはF1なので、1960年第1四半期製造です。古いですね〜。でも構造がシンプルでしっかりした作りなので今でも全く問題なく使えるのです。こちらの方がSlimより少し加工に手間がかかっていて、ヘッドの厚みが少し違うので剃り味もわずかに違います。

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旅行用もメルクールの9333はマイルドすぎるので、やっぱりジレットだろうと、ビンテージものの旅行用をeBayで買ってみました。デートコードN2で1968年第2四半期製造でしょう。未使用品らしく、少しくすんでいましたが、磨いたらピカピカになりました。ケースも良い感じです。ハンドルがアルミ製で短くて軽いので、ハンドルだけメルクールのを使うと良さそうです。

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1960年、1966年、1968年のジレット。

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さらに・・・片刃カミソリの決定版が欲しいと、Mongooseを狙っていたのですが、すでに後継機のMongoose IIも売り切れで、ようやくドイツのeBayで中古品を見つけて手に入れました。カミソリホルダーは小規模で作っているものが多く、1ロット売ってしまうとそのまま製造されないことも多いらしく、なかなか入手は大変です。Mongooseはマイルドなのによく剃れ、ちょっと重すぎる気もしますが手持ちの片刃3本では一番使いやすい感じです。見た目もミラー仕上げで綺麗!なお、これは初代Mongooseかと思いましたがIIみたいですね。

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それぞれNC加工ですが、同じ刃を使うのに結構違うものです。

ということで?興味を持ってしまうと相変わらずとことん買ってみたくなるのが玉に瑕!? シェービングソープやアフターシェーブローションなども奥が深く、なかなか楽しめますし、身だしなみにもよいので一石二鳥!

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