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プログラミングでメシが食えるか!?

不利を励みに

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昨日は川越マラソンで、ハーフマラソンを楽に完走できたのですが、ランニングを始めたきっかけはメタボ対策でした。

そもそも私は子供の頃から肥満児で、小学校時代のマラソン大会はほぼビリ。そんな自分が嫌で小6くらいから実家の団地のまわりを走るようになり、高校時代の48km競歩大会も毎年完走できていました。

もし私がもともとスポーツ万能で、太らない体質だったら、はたして今のように運動を続けていたでしょうか・・・?

高校時代の48km競歩大会で、私が1年生の時の優勝はなんと数学の先生(年配の方)でした。私の部活(室内楽部)の顧問の先生で、私も30kmあたりまでは一緒に走っていたのですが、栗橋の関門で少し休むと言ったら先生は「じゃ、先に行くね」と言って、その後トップに。。私は82位だったと思いますが。その先生は糖尿病でした。でもお酒が好きで、お酒を飲むためにはカロリーを使うしかないと言われ、毎日走っていたそうです。夏休みに部活で河口湖に合宿した際にも、突然「富士山に登ろう」と言うことになり、行きはバスで5合目まで行きましたが、先生は「物足りないので河口湖まで走って帰るから」と・・・。その先生も糖尿病でなければ走り続けていなかったかもしれません。

私がいつもサイクリングをはじめ、公私ともにお付き合いさせていただいているTさんは、ずっと車・バイクの趣味を楽しんでいましたが、あるとき免許取り消しになりました。。Tさんは「乗れるものがなくなったので、ロードバイクを買った」と。それから毎週のように峠を走りに行き、ヒルクライムレースに参加するほどになりました。Tさんはサイクリングを始める前は、さまざまな体の不調を訴えていましたが、サイクリングを始めてからはすっかり健康になったそうです。

肥満や病気、免許取り消しなど、自分にとって不利なことがあると、「どうせ**だから・・・」と諦めてしまう人もいるかもしれませんが、実にもったいない話で、「**だからこそ頑張ってみよう」と、不利を励みに頑張ると、意外と続けられるものではないでしょうか。

仕事でも勉強でも同じだと感じています。「中小企業だから無理」、ではなく、「中小企業だからこそできる!」と考えられるかどうかがポイントなのでしょう。

私はずっと肥満児に育てた両親を恨んでいましたが(恨むと言うほどではなく、根に持つくらいですけど)、今となっては、そのおかげで運動を続けられていると感謝しているくらいです。昨日もゴール後すぐ母にショートメールで報告しました。母はビリ付近を走る小学校時代の私を毎回応援しに来てくれていましたので。

嫌なことばかりの人生かもしれませんが、嫌なことこそ、それを励みにがんばれるものかも知れませんね!

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