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プログラミングでメシが食えるか!?

Interopで私が関係している製品が展示中:自力出展だけが全てではない

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今日からInteropが開幕。早速初日会場とほぼ同時に行ってきました。Interopは幕張メッセなので遠いのが・・・。

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初日午前中はそれほど混まないことが多い気がしますが、なかなかの混雑でした。

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私が関係している製品が展示されているのはソリトンシステムズブースです。

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先日ブログでも紹介した、透過型キャッシュシステム「Smart BigCache」です。早速たくさんの方が関心を持ってきてくださっている感じでした。

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そして、ProDHCPをエンジンに採用している「NetAttest D3」。

展示会に出展というと、費用も手間もかかり、当社でもゴルフ練習場向けシステムは毎年ゴルフフェアに出展していますが、IT関連はこのところ出展はしていません。が、自社で出展しなくても、こうやってOEMや共同開発で出展することはできるものなのです。当社のような小さな会社では、展示会で大規模に展示しようとするとそれこそ社内が空っぽになってしまうかもしれませんが、なんでもかんでも自分でやる必要はないのです。作るのが得意な会社、売るのが得意な会社など、会社にはそれぞれ得意とするところがあり、お互いに得意なところで頑張れば良いという考え方も「あり」なのです。

展示会は商談の場や発表の場でもありますが、私のイメージでは、企業イメージのアピールの場、というのが大きいと思っています。見栄えの良い大きなブースで展示していれば、プラスのイメージを感じてもらえるでしょうけれど、地味で小さなブースで展示していると、マイナスのイメージを持たれてしまうケースもあるでしょう。意地でも自社だけでやった方が良いというものではないと、私は思っています。

大きな強い会社と一緒にやると、美味しいところを全部持っていかれてしまうのでは?と思う人もいるかもしれませんが、私はそうでもないと思っています。大きな強い会社ならではの情報量やビジネス規模と一緒にできるプラスの面も大きいものです。それなら大きい会社に最初から入社すれば?と考えるかもしれませんが、小さい会社だからこそ小回りが利く開発ができたり、幅広い会社とお付き合いができたりということもあるのです。それぞれ良い面があり、それをうまく活かしあえる関係が作れるかどうかがポイントです。

少々話が脱線しましたが、技術者としては、自分が生み出した技術が製品に結びつき、実際に役立つことがなによりもうれしいものです。もちろん、経営的にはきちんと事業として成り立たせることが重要ですが、良いものを作ることと、きちんとコミュニケーションを取ることができれば、自ずと結果はついてくるものだと感じています。

まだまだ先に向けたアイディアはたくさんあり、相談もたくさんいただいている幸せな状態にあることを感謝しながら、ますます良いものを作っていきたいものです!

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