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プログラミングでメシが食えるか!?

永井さんから「100円のコーラを1000円で売る方法③」が届きました!

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すでに方々で話題になっていますが、永井さんの「100円のコーラを1000円で売る方法③」が届きました。私は永井さんに出版社の方を一度紹介差し上げたことがある程度なのですが、毎回お礼の言葉を添えて送っていただき、本当に恐縮です。。

仕事を片づけてから読もうと思ったのですが、予想外に割り込みが多く、「まあ、こんな時にはどっぷり考える仕事は無理だから・・・」ということで、結局会社で読み終えてしまいました。

いつもながら、話の流れも楽しいですし、ビジネスでのポイントも満載で、さすが永井さんです!

帯に「シリーズ完結!現状維持は破滅。新たな顧客と市場を作り出せ!」とあります。「完結しちゃうの?」という点はさておき、「現状維持は破滅」というのは、多くの人が、「わかっていながらも、何もできない」ことではないかと思います。「新たな顧客と市場を作り出す」例をどのような話の流れで紹介してあるのかと興味津々だったのですが、「こんなにうまくいくものかなぁ!?」と、うなってしまうような展開でした。

私自身も雇われ社長として事業の舵を取っているわけですが、自分の都合の良いように解釈(私はいつもそうなのですが)すると、「好奇心旺盛で、考えるより動いてみるタイプ」でありながら「こだわっているところには執念深い」というあたりが、「現状維持とはほど遠い動き」をしながら「自分たちの価値」をうまく作ってきたのだろう、と勝手に感じてみました。そのかわりメンバー達からはぶっ飛びすぎだとか思われているでしょうけれど。まあ、日本人は保守的な人が多いので、現状維持に関心がない人も重要なのです!?

当社で開発している製品やサービスは直接エンドユーザが利用するものではないものが多いため、本書で登場しているフリーミアムそのものに当てはまるものはないと思うのですが、開発仕事に無理矢理当てはめると、「無料で開発してあげて、後でうまいこと分け前をもらう」というあたりは少し近いのかな、とも感じました(まずは使ってみてもらう、というあたり・・・)。開発の相談があると「とりあえずプロトタイプを作ってみました」と動くのが私のやり方です。もっとも、作ってみるかどうかはビジネス的な判断というより、「個人的な興味や好き嫌い」ということもありますが、意外と「感情」での判断はバカにならないもの(感情が入っているから本気になるだけでしょうけど)と思っています。

さて、前回、「100円のコーラを1000円で売る方法②」をブログで紹介した際に、永井さんの著書を並べたのですが、1冊会社に置きっぱなしで写真が抜けていましたので、今回はその1冊と一緒の写真を載せておきます。

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