著書がつなぐ輪:小学校時代にご近所だった方から届いたメール
昨晩、著書「プログラミングで飯が食えるか!?」の読者の方からメールをいただきました。著書の感想を丁寧に書いてくださり・・・
「
プログラマーはどのような気持ちや思いで仕事をしているのか、壁や問題にぶつかった時、どのような考え方や方法でそれを解決、開発を進めていくのかといったこと、プログラマーの本音や苦しみ、悩み、またシステムやプログラミングで必ず生じる課題等が書かれており、よく伝わってきました。
また、欄外に記載されている用語も本文と関連付けて説明されていることもあり、わかりやすく理解できたような気がします。
」
とてもうれしかったのですが、ビックリしたのは、
「
小俣さんはもしかして、むかし新栄団地(4-11号棟)に住んでおられた小俣さんではないでしょうか。また小俣さんには妹さんがいませんでしたか?
」
とあったことです。
その方は、私より1学年先輩のようですが、弟さんが私の妹と同級生で、良く近所で遊んでいたそうで、その方と私も団地の芝生で一緒に遊んだ記憶があるとのことなのです!
さらに、先日、中学の数学の先生の話題を書きましたが、その先生のことや、小学校の先生のことなど、懐かしいお話しがたくさん書かれていました。私の写真をお母様に確認いただいたら、間違いなくあの子でしょう、ということで、メールをいただいたみたいです。
私は大変失礼ながら、記憶になく、慌てて母にメールを出してみました。母はよく覚えていて、部屋番号はたぶんあそこ、お母様とはよくお話をしたとか、引っ越された後も電話でお話をしたとか・・・。
小学校時代というと・・・もう35年くらい前のことでしょうか。電車の中でiPhoneでこのメールを拝読しながら、当時の思い出が走馬燈のように駆け巡り、目頭が熱くなってしまいました。
当時の私は肥満児で、運動が苦手で、プラモデルばかり作っていたような子供でした。どちらかと言えばいじめられっ子で、泣き虫で、弱虫。自分で自分が嫌でしょうがなかった頃です。そんな地味な私のことを覚えていてくれた方がいるということがビックリです。
でも、冷静に考えると、35年前の近所の地味な子供のことを覚えていることもある、ということは、それこそ、仕事で一時期ご一緒したお客さんとか、あるいは、打ち合わせを1回しただけの方のことも、実は意外と覚えていて、何かのきっかけで鮮明に蘇るものなのかもしれませんね。あとで嫌なイメージで蘇らないよう、普段から一つ一つの出会いを大切にしなければと、あらためて感じたのでした。