ロードバイクのパンクの緊急手当
先日、息子とサイクリングに行った際に、かなりひどいパンクをしました。チューブがパンクというのは、チューブのハメ方をミスしたときや、あるいは空気圧が低すぎたときのリム打ちパンクなどがありますし、ピンのようなものが刺さったときにも、基本的にチューブだけ交換すれば何とかなります。しかし、先日のパンクでは、タイヤが1cmくらい裂けました・・・。
このときには、チューブは金属片が貫通してしまいました。。
予備のチューブや、チューブ用のパッチは持ち歩くことが基本なので、ここまでひどいとチューブ交換となるわけですが、タイヤが裂けてしまっていると、高圧にした際にさらに裂け目が広がってしまう心配があります。
たまたま、パークツールの何かを買ったときにサンプルでついてきた、タイヤが裂けた時用のパッチを持ち歩いていたので、タイヤの裏側からこのようにパッチを張り、チューブを交換して、45kmくらい走行して帰宅するまで持ちました。
1枚しか持っていなかったので、買ってきました。3枚入りで700円近くします(高い!)が、さすがにタイヤの予備まで持ち歩きませんので、あると安心です。まあ、普通の荷造り用の透明テープでも良さそうな気がしますが、ロール状態で持ち歩くと邪魔ですので・・・。なお、このテープはあくまでも緊急用です。これを張ったままずっと使えるわけではありません。タイヤの修理方法は知らないので、私の場合買い換えました。裂けたタイヤはほとんど新品だったのですけどねぇ。
ついでに、チューブの修理方法もおさらいしておきましょう。
持ち帰った、パンクしたチューブです。かなり大きな穴で、裏まで貫通しています。まずは荒目の紙やすりで穴の周囲をやすります。
右のゴムのりを広めに塗り、5分乾燥させ、それから左のパッチを貼り、強く押しつけます。ゴムのりを使わないタイプもあるのですが、それはどちらかというと外出時の緊急用という感じで、こちらのタイプの方が完全に直せます。ゴムのりを使わない方も何度か使いましたが、徐々にもれてきてしまうことがありました。なお、パッチは一般用だと大きすぎて、ロードバイク用チューブだとはみ出てしまいます。ロードバイク用を探しましょう。
ゴムのりを使わないタイプ。屋外で修理するときには便利ですが、道端などでの作業は埃に気を使ったり、そもそも他の交通の邪魔になるかもしれませんので、チューブ交換してしまう方が良いでしょう。持ち帰ってからじっくり直す方が上手く修理できます。
まあ、チューブはそれほど高くないので、パンクしたら交換してしまうのも良いと思いますが、なんとなく子供の頃から自転車のパンクくらい男なら自分で直せないと、という思いがあるもので・・・。
予備のチューブを持っていても、空気が入れられなければ走ることができませんので、携帯ポンプは必須です。ロードバイクは空気圧が高いので、コンパクトタイプで7気圧とかまで入れるのはかなり大変です。お勧めは地面に押しつけられるタイプです。両手で持ってやるタイプは6気圧くらいでも筋肉がおかしくなります。。CO2高圧ボンベを使うタイプもコンパクトで良さそうですが、私の経験では、チューブをはめるときに少し入れたり、あるいはリムにうまくはまっていないときにやり直したり、ということを考えると、人力ポンプの方が体力がある限り何度でもできますので、安心という気がします。
さて、タイヤ用の応急パッチを買ったついでに・・・
テールライトになるのでした。fi'zi:kのサドルにはこの口があり、テールライトやサドルバックを装着できるのです。
コンパクトでとても収まりがいいのですが、電池がCR2023というのがちょっとイマイチですね。。実は息子に譲ったテールライトが、カバーが走行中に落下してなくなってしまい、どうせ買うなら私のをこの専用タイプにして、私がバックにつけていたものを息子に譲ろうということで。。
せっかくのメッキが綺麗なロゴパーツが使えなくなってしまいますが、まあ、もともと外れやすそうな感じでしたので、大事にしまっておくことにします。