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プログラミングでメシが食えるか!?

仕事は「前倒し」が大切!

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このところ、まじめな記事は、ルーターのネタか説教臭いネタばかりですが・・・実に社内が忙しい状態で、忙しい時には一人一人の仕事の仕方というか、個性が実に良く表れるものなのです。それが気になって説教臭い内容が増えてしまうという感じです。。

ソフト開発の仕事(とくに受託開発)では、毎年年度末は忙しいのです。そして年度の前半は暇なことが多いのです。理由としては、年度の前半は予算取りや仕様検討などのフェーズが多く、ソフトを作るところまではなかなかこないのです。そして上期半ば頃からようやくちらほら開発が具体化し、下期になると仕様も固まり忙しくなり、そして年度末が近づくと、年度内にやらなければならないのに手をつけていなかった案件などを、何とかしなければと、一気に「今すぐ何とかして!」という仕事が増えます。ちょうど今がそんな仕事の追い込みの時期です。

実はこんな感じの1年の様子と似た感じに、個々の仕事も進んでいることが多いのです。案件が立ち上がった頃は、なんだかんだとモタモタしてなかなか始まらないと思っていると、忘れた頃にGoがかかり、納期は最初の予定から延びないので急に大忙しになることが多いのです。

さらに、開発自体だけを見ても似たようなもので、最初はのんびり余裕でやっていると思うと、実は課題がたくさんあることに気付き、最後の方は終電・徹夜・休日出勤などひどい状況になる、という感じで。。

こういうパターンは仕事に限らず、実は学生時代から同じだったという人が多いのではないでしょうか。普段はのんびりしていて、テスト前になると一夜漬け、という感じに似ています。

先日も「忙しい人=仕事ができる人?」に書きましたが、自分の気持ちの持ち方で何とかなることも多いと感じています。ポイントは繰り返しになりますが、「前倒し」「自分で仕切る」「得意な仕事を」だと思います。

私自身は結構短気な性格なので、やらねばならないことがたまることがとても嫌いです。とっとと目処をつけないと気分が悪いのです。そのため、どちらかというと前半で一気に進めます。仕事は相手があることがほとんどですので、相手に決めてもらわなければならないことも、「こことここを決めてくれないと進められない!」としつこいほど要求します。少しでも進むと、「送るから確認して」と、どんどん見てもらいます。大抵は呆れるほど速く仕事を終わらせてしまいます。もちろん、その背景には「得意な仕事を選んでいる」ということも大きなポイントです。

私のような性格だと困るのが、一人でやる仕事はいいのですが、チーム仕事は苦手です。他の人のペースにいら立つからです。まあ、最近は社長業もあるので、もともとどっぷりチームでやるような仕事はメンバーに任せ、私は私がやった方が良い仕事だけを選ぶようにしているので、大抵一人でやることが多いのですが。

中学生の頃までは成績優秀でしたが、その頃も前倒しでした。中1の時には中2の教科書を勉強してました。試験勉強はしたことがないくらいで、定期テスト前はむしろ部活も休みになるので、遊んでました。高校生の頃は勉強に興味がなくなったので、テスト前に一夜漬け・・・というよりひどくて、テストが終わってから、点が悪いのをレポート提出で救ってもらうために、テストが終わってから大忙しだったものです。。

何事もうまくこなすには「前倒し」だと思うのですよねぇ。メンバーから「納期に間に合うかどうか危ない状態です。どうしましょう・・・」とギリギリに相談される度に「もっと先に相談して欲しいし、それ以前に、前倒しになるように、自分から仕切って進めてよ」と思うのですが・・・まあ、責任感あるメンバーたちなので最後は何とかするのですが、スムーズにやって欲しいものです。。

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