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プログラミングでメシが食えるか!?

システム製品の満足度

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先週、徹夜でのリリース作業の途中で、この先のスケジュールのお話しなどをお客さんとしました。こちらのお客さんは、もともとは高性能DHCPサーバ:ProDHCPを採用いただいたことからお付き合いが始まり、その後特注品など様々なお仕事をご一緒させていただいているのですが、もうすぐシステムの拡張の為に、ProDHCPの増設も検討しているとの情報をいただきました。

システム拡張は、DHCPだけでなく、他にハードやソフトなども検討する必要があり、他のSIerさんにも声をかけて提案を依頼しているそうなのですが、「DHCPサーバはProDHCPで提案すること」と指示しているとのことです。「どう探しても、ProDHCP以上の製品は見つからない」と言ってくださっているようです。

これは、とてもうれしいお話しで、製品の良さはもちろん、当社のサポートなどの対応も含めて、喜んでいただけていないと出てこない表現だと思います。

製品やサービスの評価には様々な側面があり、
・製品の機能の良さ
・製品の性能の高さ
・製品の仕様がマッチしているか
・拡張性はあるか
という、製品自体のポイントもありますし、
・価格はリーズナブルか
という、値段のポイントもありますし、
・導入支援は十分か
・提案力はあるか
・問い合わせ対応の迅速さ
などのサポート対応の良し悪しもあります。これらが総合的に満足できて「気に入った!」ということになるわけです。

技術的な部分は、がんばれば何とかなることだと思いますが、それだけではなかなか気に入ってもらえないのがシステムです。システムは動かすまでも大変ですし、動かした後も面倒を見なければならないことが多いものです。私はやはり、最後は「人」の良し悪しだと感じています。製品を愛し、どんなことがあっても何とかしたいという気持ちがあふれ出ている人でからでなければ、社運をかけたサービスに使う製品として採用してもらえないでしょうし、採用した後にもいろいろと不満を感じることでしょう。

当社の場合は、自分たちが作り出したものを、自分たちで販売・サポートしていますので、「製品を愛する」という部分はかなりクリアーしやすいという点が大きな特徴だと思っています。自分で作った製品が活躍するのは当然うれしいですし、問い合わせをいただいても、すぐに対応できて当たり前です。もちろん製品によっては一人で全てを作れるとも限りませんから、メンバーの意識合わせもとても大切です。

人間、褒められるとますますうれしくなってがんばるものです。成功体験が製品も人も、さらに成長させてくれるのです。これからもメンバー共々、お客さんが喜んで使ってくれるような製品・サービスを生み出していきたいところです!

追記

ちょうど本日、新規のお客さんから、ProDHCPのご発注をいただきました。安定稼働を目指して、しっかりサポートします!

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