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コンパクトパケットキャプチャ:Ethcaptureの上位機種:EthcaptureEx登場!

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本日、コンパクトパケットキャプチャ:Ethcaptureの上位機種として、EthcaptureExリリースしました。

Ethcaptureは、回線遅延シミュレータ:Ethdelayの内容を知ったオルタナブロガー山口さんから「遅延しなくていいから、キャプチャするのを作ってみて」とヒントをいただき、開発・販売した製品です。今回登場した上位機種は、キャプチャ容量増加版、という感じの製品です。

Ethcaptureはハードウェアの制限から、256MBまでしかキャプチャデータをためておけませんでした。EthcaptureExはハードを変更し、2GBまでキャプチャできるようになりました。

それなら、EthcaptureExだけで良いのでは?と思われるかも知れませんが、一つ機能が減っています。。

Hardware1 Hardware_2
左がEthcapture、右がEthcaptureExです。よーく見ると、Etherポートが2個だったのが、1個になっています(代わりにUSBポートが2個ついてますが)。

Ethcaptureはブリッジ(中継)しながらキャプチャするモードと、
Outline
傍受しながらキャプチャするモードがあります。
EthcaptureExは傍受しながらキャプチャするミラーモードのみなのです。

Outline_2

ブリッジしながらの方が、パケットをロスすることなく、100%確実にキャプチャできます。しかし、ブリッジさせると、通信速度が遅くなるのと、万が一Ethcaptureが故障したり電源が抜けたりすると通信が止まってしまいます。傍受であればパケットの取りこぼしが起きる可能性はありますが、通信に影響を与えることはありません。その代わり、スイッチングHUBに接続すると、ブロードキャストしか取れなくなってしまうので、バカHUBかミラーポート設定が可能なスイッチを使う必要があります。

まあ、個人的にはブリッジモードの方が好きなのですが、EthcaptureExはお客さんからの強いご希望で作りましたので。。

用途としては、システムの障害解析用に、ということなのですが、いっそのこと、障害発生時に設置してもらうのではなく、もともとシステムに組み込んでおこう、というご希望で、ポイントとしては、
・システムに影響を与えないこと
・リモートからキャプチャデータの取得ができること
・より大きな容量を保持できること
というあたりがあり、Ethcaptureの上位機種EthcaptureExでの対応となりました。

Ethercapture、EthcaptureExともに併売しますので、用途に応じて選択いただけます。

隠れた人気のEthcaptureシリーズに新機種登場、という話題でした!

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