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プログラミングでメシが食えるか!?

人の魅力が仕事を集める

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月曜日はオルタナブロガーの坂本さんの会社に、メンバーと一緒にお邪魔し、仕事の話からはじまり、そのままアルコールを注入して盛り上がり(すぎ)ました。人生の先輩であり、会社経営の先輩であり、製品開発販売の先輩としての坂本さんのお話しは勉強になることばかりで、それにもまして人としての魅力に、メンバー共々引き込まれたのでした。

昨日はProDHCPの商談ではじめてお会いするお客さんを訪問し、最初から深い技術話まで聞かせていただいたりして、これまたこの方と仕事でご一緒できたら楽しいだろうな、ととても気持ちよくミーティングを終えることができました。

今日はまた初めての会社さんを訪問し、はじめてなのに社長も同席してくださり、なんと3時間近く楽しい会話で盛り上がりました。社長のすてきな人柄に乗せられて、すっかり喋りすぎた感じもしますが。。

ビジネスは人と人との関わり合いから生まれます。仕事で活躍している方たちは皆人としての魅力に溢れていて、やはり人の魅力が仕事を集めるのだろうな、と感じる毎日なのですが、そのポイントの一つに、「自分らしさを見せるうまさ」があるのではないかと感じています。

人にはそれぞれ個性があり、だからこそいろいろな方とお会いするのがどれも素敵なのですが、せっかく持っている個性をうまく見せることができるかどうかで、相手に与える印象がかなり違ってしまうのではないでしょうか。いわゆるATフィールドによって人は他人との違いを維持していると言われていますが(本当かな?)そのバリアを強くしすぎると、相手に個性が伝わらないのです。

初対面では誰もが、少なからず相手に対して警戒心を抱くものです。そこで、自分の正の個性をアピールしすぎると相手も負けてたまるかとバリアを張ってきます。あるいはひいてしまうかも知れません。まずは、自分の弱みを多少見せてしまうのが、初対面で上手に打ち解けるコツなのではないかと考えています。それは些細な弱みでも良いのです。「この間酔っぱらって終電に乗れず、自宅まで歩こうとしたら途中で力尽きましたよ。酔っぱらうと気持ちが大きくなって、そんな馬鹿な事をしちゃうんですよねぇ。」という程度でも十分でしょう。相手の趣味に合うかどうかは、当たり外れがありますが、少なくとも「この人はロボットのように完全な人ではなく、人間的だな」というイメージを持ってくれる可能性は結構あります。

若い人に比べ、年配の人のコミュニケーションが上手なのは、ここの差じゃないかと思ってます。若い人はつい自分の良いところを見せようとしてしまうのです。ビジネスの世界では年齢層が幅広いですから、若い人はやっぱりビジネス的な立場的にも低く見られがちで、それに対抗する気持ちが少なからず働くのだと思いますが。その点、経験豊富なベテランビジネスマンは、大抵腰が低かったり、よく人の話を聞こうとする人が多いものです。それが人脈をどんどん広げて行くことになっているのだと思います。

私から見ると、当社のメンバーたちも意外とバリアを張るタイプが多く、もっと素直に自分を出したり、あるいはお客さんを頼ったりすればいいのにな、と思うことが良くあります。相手の立場で考えても、抱え込まれるより、いつでも相談してくれる方が様子を把握できて安心できるものなのですけどね。まあ、そのあたりを成長させるには、それなりの年月も必要なのかも知れませんが。

いずれにしても、せっかく数多くある会社・人の仲から、偶然出会えた会社・人なわけですから、良い関係を永く続け、お互いにとってプラスになるお付き合いをできるよう、まずは自分たちがしっかりしなければと、気が引き締まる思いです。

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